かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

中掃除

 なんだか今日はすごく疲労感。身体が重くてしんどい。特にたいしたことやってないのにねえ。

 今日は珍しく彼女より僕のほうが早く家に帰ってきた。

 じゃあご飯でも炊いておこう~と思ってご飯を洗い、ついでに洗い物も済ませた。

 明日、彼女は休みで、家におしゃれ番長が来るらしい。

 そうなると、家をきれいにしておかなければならない。

 まずトイレをきれいにした。かなり大事なポイントである。

 その後洗面台のお掃除に取り掛かる。

 途中で彼女が帰ってきたので、洗面台掃除をパパっと終わらせて晩ごはんの支度。

 といっても冷凍食品を温めて、僕用のカレーを温めて、レタスをちぎって、レタス用のドレッシングを作っただけ。

 お手軽クッキング。

 部屋の掃除もしなきゃいけないけど、掃除機をこんな時間からかけられないし、それは明日の彼女に任せることにした。

 来客は掃除のタイミングをもたらしてくれるので、定期的にある方が良いのかもしれない。

 でもそこまで人を呼びたいという気持ちにはならない。特に僕の知人関係は呼びたくない。

 ろくでもない奴らばっかりだからね。

 彼女の友人たちが来てくれる分には全く問題ないので、歓迎である。

 張り切ってお掃除したからかなあ。疲労感。

 でも彼女が感謝してくれたり喜んだりしてくれるから、やりがいがある。

 気付いてもらえて、反応が貰えることって大事だよね。

 これからも頑張ろうって思える。

 彼女はそういうところちゃんとやってくれる。

 ありがたい。

 おわり。

独り身

 土日あんまり寝てないせいか、月曜日が憂鬱なせいか、めっちゃ眠いのね。

 もっと寝ておけばよかった。

 仕事はいつもどおり。

 楽しくもなんともなかった。

 特別辛くもないのはまあ良いことかもしれない。

 仕事を終えて、友人とコンビニで落ち合ってしばらく話をした。

 結婚式の話とか、共通の友人の話とか、旅行だのなんだのっていう話から、仕事の話までいろいろ。

 なかでも共通の友人に彼女ができなくて心配だって言う話がメインだった。

 僕の意見としては、彼女が欲しいという必死さが全く無いのが問題で、積極的に来てくれる女性がいれば、自ずと彼女ができるのではというもの。

 タイミングと環境。

 これは家に帰って彼女に話したところ、同じ意見が出てきたので、おそらく正解だと思われる。

 のほほんとしてて、無害な男で、変なところ真面目だから、それをうまく扱える女性に出会えることを祈っておこう。

 僕と友人とで話していた結果、ヤツは本気で愛する人に未だ出会っていないのだというところに落ち着いた。

 僕と友人はそれを見つけられたという話。

 本気で好きになったら、余計なこと考えずに、その人のために全力を尽くせるはず。

 とにかく必死になって、付き合いたい!とか結婚したい!とか、この人と一緒にいたい!とか思うわけだ。

 そういうのがあいつにはないのだ。

 僕は彼女と仲良くなったときからずっと、そういう思いを抱き続けてきた。

 人を動かすのは、気持ちなんだなって実感したもんね。

 本当に夢中になってその人のために尽くせば、それは相手に伝わって、うまいこと行くはずなんだよね。

 僕だってそんなに恋愛経験もないし、女性が得意なわけでもないんだけど、友人にはもっとこうしたほうがいいだの、ああしたほうがいいだの言いたくなってしまう。

 余計なお世話だろうから言わないけどさ。

 僕みたいに心の底から好きだって思える人に、自分の人生を全て捧げてもいいと思える人に、早く出会ってもらいたいなあと思っている。

 この人と結婚したいって思った時の気持ちは今でも覚えているくらい強烈なものだ。

 僕は何度も、本当にそう思っているのか自問自答した。

 そんな気持ち初めてだったから、舞い上がった気持ちがそうさせているのか不安で。

 あの時確信した気持ちは、やっぱり間違っていなかった。

 結婚できて幸せだなあ。

 彼女のいない友人にも結婚相手が現れると良いなあ。

 応援したい。

 おわり。

納車

 今日は早起きして、車を受け取りに行ってきた。

 彼女が生まれて初めて所有する新車。

 僕のほうがだいぶわくわくしてたけどね。

 諸々説明を受けて書類にサインして、車屋さんの全従業員さんに見送られながらお店を後にした。新車だとああいうのあるんだねえ。

 さっそく自慢しに僕の実家へ行った。

 そしたら母が申し訳なさそうに、父の実家に結婚式のお礼に行ってきて欲しいと言ってきた。

 父がそう言ったらしい。

 もはやそれに関しては嫌だとかなんだとか言う気も起きない領域に達していたので、さっさと終わらせるため単身乗り込んだ。

 一緒に行って迷惑を掛けたくないのと、滞在時間を短くするためと、残された母のケアをお願いしたくて、彼女には残ってもらった。

 こういうときに、彼女がいてくれればとりあえずこっち(母の方)は大丈夫だろうって思って任せられるのがすごく助かる。

 ささっと挨拶してお礼を言って、ご仏壇に線香をあげて、適度な雑談をしたあとにスパパッと帰ってきた。

 ほんで実家に帰ってきて、おやつ食べながら、車のルームミラーとハンドルカバーを買いに行きたいって話をして、母を連れて出掛けた。

 母は車が好きだから、きっと一緒に行ったら喜ぶだろうって思って。

 案の定新車の機能に感動してた。

 彼女が気を利かせて助手席を母に譲ってくれたので、満喫できたと思う。

 ルームミラーしか手にはいらず、ハンドルカバーは保留。

 再度実家に帰ってきて、そばを食べせてもらってから帰宅。

 彼女が今日、あんなちゃん(久々なので名前がなかなか思い出せなかった)とお茶するお約束をしていたので、お昼すぎには一旦家に帰ってこなければいけなかったのだ。

 実家から家までは彼女の運転で帰ってきてみたんだけど、危なげない運転で無事に帰ってこれた。

 車幅とか、全長とか、感覚がだいぶ違うと思うので、慣れるまで大変かも。

 ゆっくり慣れてもらえればいいかな。

 彼女がお出かけから帰ってきて、なんとか再度出掛ける元気が残っていたので、ハンドルカバー探しの旅へ出た。

 車の用品店、ドンキを周り、結局最初の方に気になったものを買いに戻った。

 ドンキでは全く目的とは関係のない、ボードゲームを見つけてしまい、買った。

 面白そうなやつ。

 彼女と一緒に遊びたいから、買っちゃった。

 それからインテリア雑貨屋さんに行って、ベッドのカバーと枕カバーを購入。

 お買い物がだいぶ楽しくて、わいわいしてた。

 ドラッグストアで歯磨き粉とか買っちゃいつつ、家に帰ってご飯にしようと思ったのだが、曲がる道を間違えて外食することになった。

 ちょっと前から食べたいなあああって思ってたハンバーガー。

 二人して食べちゃう?って言いながらお店に入っていくのは楽しかった。

 勢いに乗って二つも食べて大満足。

 それからふと本屋さん行きたい!って思って、少し遠い本屋さんまでドライブした。

 新しい車を乗り回したい気持ちのおかげで、普段の倍くらいの行動力を発揮した。

 本屋さんでも素敵な本が結構あって、衝動買いに近い感じでほいほいっと買った。

 なんとなく分かっていたんだけど、僕たち二人とも廃墟が好き。廃墟っていっても大きな括りで、そこからジャンルが細分化されていくと思う。

 その細分化された先の好みが一致してて、分かるー?分かってくれのー!!って感じで嬉しくなった。

 廃墟の写真集みたいなの欲しくなったもんね。

 荒廃した住宅とかさ、そそるよね。

 人が住んでいた名残がそのまま残っているのが最高に良い。

 こういう好みを分かってくれるんだよ。

 最高だよね。

 めっちゃテンション上がった。

 彼女が今日はすごく久しぶりにデートした気持ちだって言ってて、確かに僕も、まだ一緒に住む前のデートの時みたいな楽しさを感じていた。

 すごく良い一日だったなあって振り返る感じ。

 そして今日が終わってほしくないと願う感覚。

 色んな物買い物して帰ってきて、さっきお風呂に入って、落ち着いたところ。

 色々行き過ぎて帰りが遅くなってしまった。

 今日はまだ終わってほしくない。

 でもなんか眠気が襲ってきてるんだよね。困る。

 やらなきゃいけないこともあるし。

 ねむぅ。

 おわり。

お手紙弁当

 久々に予定のない休み。

 今日は昼寝を決め込んでやろうと息巻いていたのだが、眠れず。

 布団に入って海外ドラマ観てたら寝れると思ったんだけど、ダメだった。

 仕方がないのでずーっと海外ドラマ観てた。

 7時間くらいぶっ続けで観てた。

 合間に冷凍のジャンバラヤをチンして食べながら。

 そういえばかなり久々に、彼女のお弁当を作った。

 作ったと言えるのかなあ。

 あるもの詰めただけだから。

 お弁当を作るという作業は、すごく相手のことを想う。

 普通の料理よりも。

 なんていうのかなあ。

 手紙みたいな感覚。

 お昼に届く手紙。

 このお弁当をお昼になったら開けて、美味しそうって思ってくれるかなあ~なんて考えながら作る。

 僕はいつも、お弁当を食べる頃にはお腹がペコペコで、すごく楽しみにして開ける。

 特別なものが入っている必要はなくて、いつものご飯とおかずがあればいい。

 それだけで嬉しくなるのだ。

 そんなわけで、詰めただけのお弁当だけど、彼女が喜んでくれることを想像して作った。

 どの程度喜びを届けられたかは不明だが、僕の中の達成感はある。

 夕方、彼女が仕事を終え帰ってきたので、お買い物に出掛けることにした。

 ついでにおばあちゃんのところへ寄って、借りてた写真を返し、ついでに数枚印刷した結婚式の写真を置いてきた。

 いい結婚式だったねえ~と写真を見て喜びながら言ってくれてたので、よかったよかったと、優しい気持ちになった。

 写真を大層喜んでくれてた。

 今度お寿司をみんなで食べようねと約束して、おばあちゃんの家を後にして買い物に。

 必要な雑貨と食材を買い、帰り際に大阪焼きを買い、帰宅した。

 100円ショップに行くつもりだったのに忘れてたので、ご飯を炊く準備だけして、再度お出かけした。すっぽり抜け落ちてたね。

 お礼のハガキを出すためにポストカードを買いに行かなきゃいけなかったのよ。

 今日のうちに買っとかないとね。

 このブログを書き終わったら、ハガキ作ってみるんだ。

 上手にできるかなあ。

 明日早起きだし、今日は早めに寝なくちゃ。

 車楽しみだなあ。

 おわり。

蓄積疲労

 今週もやっと終わり。

 今週は長かった。土曜日を心待ちにしすぎて長かった。

 めちゃしんどかったもんね今週。

 彼女もたぶんものすごくしんどかったと思う。

 今日、久々に寝坊した。

 彼女が休みで、お弁当も作ってもらうのもやめてたのね。朝からお弁当作るの大変だし、休んでもらいたいって思って。

 そしたらさ、二度寝をバッチリ決めちゃった。

 彼女の8時だよっていう言葉に、ガバって起き上がったんだけど、時計見ても今が何時なのかよく分からなくて。

 8時って認識してもそれが、遅い時間なのか早い時間なのかもよく分からなくて。

 取り返しがつくのかつかないのかも理解できなかった。

 完全に寝ぼけている状態。

 数十秒固まって、ハッ!ってなって超特急で支度をした。

 とはいえ、ひげは剃っといた方がいいし、髪の毛だってある程度なんとかしたい。

 そこらはちゃんとやって、約10分の支度で家を飛び出した。

 職場には遅刻しないでたどり着ける計算だったが、何があるかわからない。

 安全運転で心に余裕を持って行ったら、思ったよりスムーズで余裕の到着だった。

 彼女にも心配をかけてしまった。

 彼女が隣に寝てると安心しちゃうのかなあ。寝ちゃいけないタイミングの二度寝って最高に良い眠りなんだよね。

 大慌ての出だしだったけど、あとは普通に仕事をして帰ってきた。

 お祝いのお返しをカタログにすると決めたので、善は急げってことで注文にも行って来た。

 仕事で疲れてはいたけど、やることやっておいたほうが明日とかゆっくりできる。

 カタログを包装してもらうときに、包装紙を選べるんだけど即同じデザインのやつを選んで全く協議する必要がなかったのはさすがって感じだった。

 こういうところの感性の一致が素晴らしいところ。

 でも2つ目の紙のデザインは即一致しなかったなあ。

 カタログの注文は無事完了。

 あとはお礼のハガキを用意するのを急がなくちゃいけないくらいかな。

 写真の印刷もいくつかやらなきゃいけない。

 とりあえず明日はたくさん寝て体力を回復したい。

 結婚式終わってやっとはじめてのゆっくりできそうな休日。

 大事に過ごそう。

 おわり。

相手を思う

 疲れがピークを迎えている気がする。

 彼女は鼻の調子が悪くて病院へ行った。

 体力が落ちて、調子がよかったのがぶり返したみたいになったんじゃないかなあと思う。

 でもちゃんと病院へ行って偉い。

 ずっと調子が悪いままだと、僕にも迷惑を掛けるって思ってくれてるみたい。

 そういう風に思ってもらえるのはすごく嬉しい。

 自分は嫌だけど、相手のためにだったらやれるってすごく素敵じゃんね。

 大切に思って貰えてるんだなあって伝わる。

 僕もそう。

 自分一人だったら、めんどくさいとかやりたくないでやらないことも、彼女のことを考えたらちゃんとやっとかなきゃって思う。

 この思いやりが夫婦仲良くやる秘訣かな。

 こんなことを夫婦歴1年の僕がとっても偉そうに言うわけで。

 でもぶっちゃけ、そこらの諸先輩方よりも、深いところで仲良くやっていると思う。

 ケンカもするし、お互いにどこか不満を持っている部分はあるのかもしれないけど、それを織り込み済みで、仲良くやれてる。

 嫌なところがあったとしても、それを含めて彼女なわけで、僕が大好きになった彼女に変わりないわけなので、なんら問題ない。

 そもそも特別嫌なところなんてないしね。

 二人ともわりと我慢せずに、やりたいこと言いたいことをいいつつ、お互いを思いやって尊重してやれてるのは、かなりレベルの高い夫婦なんじゃないかと思う。

 毎日楽しいし。

 彼女といられて幸せ。

 僕はあんまり努力してないし、やりたいようにやってるから、彼女がうまく僕に合わせてくれている部分って結構ある気がする。

 感謝を忘れちゃいけないね。

 毎日ありがとう。

 おわり。

考える人

 さっき気づいたこと。

 僕は分析されたものを受け取るのが好き。

 昔、ゲームとか映画とかの考察サイトをよく観てた。

 こんな風に読み取れるんだなあって感心したり、思いもよらぬ発想に驚いたり。

 考察が深まることで真相に迫っていく感じが好きだった。

 もちろんその考察につられて、僕もあーでもないこーでもないと考えるのも好きだった。

 彼女は分析や考察が得意。

 実生活において、あの人はどう考えているのだろうかとか、この人はこういうタイプの人間だとか、鋭く読み取ることができる。

 通行人の性格診断なんて、真偽の程は確かめようもないが、かなりの正確さなのではないかと勝手に思っている。

 下手したらその人の半生までも想像して考察してしまう。

 それを聞いてるのが楽しい。

 一緒に考察をして、わいわいすると面白いよ。

 僕はどちらかといえば、考察を受け取る側。

 彼女はどちらかといえば、発信する側。

 需要と供給がうまいことバランス取れてるのかな~って思った。

 彼女の考察は、通行人の性格診断だけじゃなくて、日々の生活に役立っている。

 周りの人への気遣いの仕方、距離感、積極性、いろんなジャンルで考察することで、円滑な人付き合いができていると思う。

 相手を喜ばせることも怒らせることも、きちんとその人となりを考察しておけば高い確率で成功させられるはずだ。

 その恩恵は僕も受けてる。

 彼女のおかげで、前の職場の人達の交流を失わずにいられてるし。

 彼女の方の親戚付き合いがうまくできてるのも、彼女のおかげだ。

 ありがたやありがたや。

 僕も考察力を磨いて、彼女を唸らせてみたいものだ。

 おわり。

回復中

 今日も仕事。

 明日も仕事。

 しごとしごとしごーとー。

 本当に結婚式後の有給取っておけばよかった。めっちゃ後悔してる。

 仕事中眠くてたまらん。

 彼女のところには結婚式後、やっと普通の休みがやってきた。

 それでもお願いした仕事なんかもあったので、完全なるフリーってわけではなかった。

 車のお金を振り込んでもらいたくって。

 じゃないと日曜日に納車してもらえない。

 結婚式が終わるまで、僕はどうやらかなり余裕を失っていたようだ。

 新しい車を楽しみにする気持ちも全く湧いてなかった。

 それ以外にも、些細なことではあるが、仕事終わりのコンビニへの寄り道も最近全くしてなかった。

 今日帰ってくるときに、コンビニでお土産買って帰ろうかなあ~アイスとか買ってこうかなあ~っていう思いがふっと湧いてきた。

 ここ数ヶ月、そういうことが頭に浮かぶことすらなかった。

 まっすぐ家に帰って、結婚式のことばっかり考えてた。

 そりゃあ色々忘れっぽくもなるよね。

 頭の中の大半を結婚式が占めていたのだから。

 彼女に対する気遣いも、おろそかになっていたのかなあと思う。

 元々視野の狭いのに、それがもっと狭くなっていたとしたら、結構ギリギリの状態でなんとか生きてきたのかな。

 ミス連発ダメ人間になるのは回避してたはず。

 彼女も僕ほどじゃないにしても、結婚式の準備やらなにやらでストレスを感じたり、プレッシャーを感じたりしていたはずだ。

 疲れたと思うよ。

 彼女の性格上、結婚式が終わっても手放しに喜ばず、様々な角度から結婚式の内容を振り返っている。

 ゲストの皆さんが楽しめたかどうか、あるいはゲストからは自分がどう見えたのか。

 色んなことを悩みながら考えている。

 この振り返りに一区切りがつかないと、彼女がほんとうの意味で結婚式が終わって解放された、ということにはならないような気がする。

 とはいえ、昔に比べると悩む時間も減ったし、一つのことを考えすぎて迷宮入りしてしまうこともなくなった。

 結婚式という大規模なイベントで、参加者も多かったから必然的に振り返る内容も多くなってはいる。

 でもきっともうすぐ区切りがついて、開放感を味わうことができるんじゃないかな。

 今振り返っても、良い結婚式ができたなあって思うし、これが時間が経つことで、更にしみじみと良い結婚式だったなあって思えるんじゃないかなあって気がしている。

 とにかく今は、疲れをとりたい。

 回復を待つ。

 おわり。

 

誕生

 結婚式も終わったし、彼女の呼び方を妻にしようかとも思ったけど、今までどおり行こう。

 今日は彼女の誕生日。

 今年は結婚式の方に全てを持って行かれてしまい、誕生日の準備がおろそかになってしまった。

 僕の心のずるい部分が、今年は結婚式が大変だったから誕生日にお祝いあんまり出来なくても許してもらおうってささやきかけて来た。

 確かに忙しかったし大変だったわけで、彼女も仕方ないって思ってくれるかもしれない。

 でも、忙しさを理由にさぼってしまったら、サボりぐせが付いてしまって、来年ちゃんとしてあげられなくなっちゃうんじゃないかと思った。

 今ちゃんとできないやつが、来年ちゃんとできるわけないって。

 やらない言い訳なんていくらでも出てくるだろうし。

 だったら今できる精一杯のお祝いをしてあげなくちゃということになった。

 昨日、まったく隠せてない状態でケーキを用意した。ケーキがなくちゃ始まらない。

 プレゼントはネットで注文しておいた。

 思えば僕は毎年、一ヶ月前くらいから誕生日プレゼントをじっくり練っていたわけで、今年はそれができずにいたため、かなりの駆け込み乗車になった。

 彼女には昨日、プレゼントは?って言われてしまい、まだ手元にないため、用意してあるよとも言えず、用意していないふりをして乗り切った。

 注文してあるよ!って言っても格好がつかないし。

 結局、仕事を終えた彼女が配達された荷物を受け取ることになり、このタイミングで届いた荷物に、彼女も勘付かないわけがなく。

 プレゼントを用意していたことはすぐにバレた。

 でも喜んで貰えたのでよしとする。

 晩ごはんには巨大な塊肉を焼いて、デザートにお誕生日用のチーズケーキも食べた。

 満足してもらえたかな。

 彼女の体調もあんまり良くないのが続いているので、早く元気になってくれるといいなあ。

 今週の休日はゆっくりしたいところ。

 はやくやすみてえ。

 おわり。

疲労感継続中

 結婚式から一夜明け、疲労はほとんど回復せず。

 起きようと思っていた時間にアラームが鳴ったけど起きられず。

 目は覚めたんだけど、身体が起き上がらなかった。

 彼女もたいそうしんどそうで、喉がめっちゃ痛いって言ってた。 

 適当に着替えて支度をして、彼女を置いてお買い物に出掛けた。

 彼女と一緒にお出かけしてもよかったんだけど、彼女の支度を急かしたくなかったのと、彼女の誕生日ケーキを買いに行くという予定だったからというので、お留守番してもらった。

 一緒に住んでなければ、ささーっと買いに行って、買いに行ったことも悟られずにいられるのだが、一緒に住んでるとそうもいかないね。

 ケーキのついでに他のお菓子も買って、帰ってきた。

 彼女の弟さんが今日の昼過ぎに帰るってことだったので、お見送りをしようと実家へ向かった。

 もちろんそれだけが目的ではなくて、みずまんじゅうくんたちにも会いたかった。

 おまんじゅう一家も今日帰っちゃうからね。

 家族の集合写真を撮るのに僕も混ぜてもらって、記念撮影。

 弟さんは遠く離れた地へと帰っていった。わざわざ来てくれてありがとう。

 しばらくみずまんじゅうくんとおはぎちゃんと遊んでから、他の用事を済ませるため一旦みずまんじゅうくんたちに別れを告げ、式場へ。

 ブーケを保存してもらうための処理をお願いしたので、その費用をお支払いに。

 ついでに飾ってもらうはずだった飾りが、本番用意されていなかった件の確認をしてみた。

 そしたらやっぱり忘れられてたみたいで、その分追加で払っていた費用を返金してくれた。

 ちゃんと確認してはっきりさせておくのは大事だよね。

 お金を返してもらうことも大事だけど、ミスだったんだねって分かると安心する。

 そこから僕の実家へ行ったら、明日誕生日の彼女のためにケーキが用意されてた。

 素晴らしい。

 シフォンケーキを普通のいちごのホールケーキみたいにしてあるやつ。

 かなり美味しかった。

 だいぶ満足。

 結婚式の感想を話そうと思って、あと父方の実家の悪口も話そうと思ってたんだけど、出掛けてた父が想定よりも早く帰ってきたため、中断。

 当たり障りのない感想を述べるだけにとどまった。

 うちの母が、彼女のお母さんと仲良くなったみたいで、話ができたことをだいぶ喜んでた。

 気が合ってよかったねえ。

 実家を後にして、再び彼女の実家へ。

 みずまんじゅうくんたちが帰っちゃうから、再度会いに行ったわけで。

 おはぎちゃんが僕のこと大好きらしくって、僕もおはぎちゃんが可愛くてたまらないので幸せな気分。

 近づくと恥ずかしがって逃げられるので、大好きの割にはあんまり交流がないのよねえ。

 おじさん嫌い!ってならないように、仲良くやっていきたい。

 自分の結婚式が終わったら急に、みずまんじゅうくんとかおはぎちゃんが結婚式したらっていう想像が捗るようになった。

 結婚式に呼びたいって思ってもらえるような関係を続けていきたいなあとか。

 結婚式出たら泣いちゃうだろうなあとか。

 だってこんなぽよぽよしてた子が、立派に成長して結婚するだなんて、泣かない要素がないよね。

 おばちゃんに帰ってほしくないみずまんじゅうくんを振り切り、スーパーへお買い物に行ってから帰宅。

 おばちゃんは、おまんじゅうと頑張って遊ぶ元気がもう残されていなかったのだ。限界な顔しながらも相手してあげてて偉かったと思う。

 帰宅して、色々やって、さっきやっと落ち着いた。

 二人とも、特に彼女が疲れで体調崩してるので、結婚式が終わったといっても手放しに終わったー!と喜べてない。

 しんどいーが勝ってる。

 じっくり休んで身体を回復させたいなあ。

 そんな感じ!

 おわり。