かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

独り身

 土日あんまり寝てないせいか、月曜日が憂鬱なせいか、めっちゃ眠いのね。

 もっと寝ておけばよかった。

 仕事はいつもどおり。

 楽しくもなんともなかった。

 特別辛くもないのはまあ良いことかもしれない。

 仕事を終えて、友人とコンビニで落ち合ってしばらく話をした。

 結婚式の話とか、共通の友人の話とか、旅行だのなんだのっていう話から、仕事の話までいろいろ。

 なかでも共通の友人に彼女ができなくて心配だって言う話がメインだった。

 僕の意見としては、彼女が欲しいという必死さが全く無いのが問題で、積極的に来てくれる女性がいれば、自ずと彼女ができるのではというもの。

 タイミングと環境。

 これは家に帰って彼女に話したところ、同じ意見が出てきたので、おそらく正解だと思われる。

 のほほんとしてて、無害な男で、変なところ真面目だから、それをうまく扱える女性に出会えることを祈っておこう。

 僕と友人とで話していた結果、ヤツは本気で愛する人に未だ出会っていないのだというところに落ち着いた。

 僕と友人はそれを見つけられたという話。

 本気で好きになったら、余計なこと考えずに、その人のために全力を尽くせるはず。

 とにかく必死になって、付き合いたい!とか結婚したい!とか、この人と一緒にいたい!とか思うわけだ。

 そういうのがあいつにはないのだ。

 僕は彼女と仲良くなったときからずっと、そういう思いを抱き続けてきた。

 人を動かすのは、気持ちなんだなって実感したもんね。

 本当に夢中になってその人のために尽くせば、それは相手に伝わって、うまいこと行くはずなんだよね。

 僕だってそんなに恋愛経験もないし、女性が得意なわけでもないんだけど、友人にはもっとこうしたほうがいいだの、ああしたほうがいいだの言いたくなってしまう。

 余計なお世話だろうから言わないけどさ。

 僕みたいに心の底から好きだって思える人に、自分の人生を全て捧げてもいいと思える人に、早く出会ってもらいたいなあと思っている。

 この人と結婚したいって思った時の気持ちは今でも覚えているくらい強烈なものだ。

 僕は何度も、本当にそう思っているのか自問自答した。

 そんな気持ち初めてだったから、舞い上がった気持ちがそうさせているのか不安で。

 あの時確信した気持ちは、やっぱり間違っていなかった。

 結婚できて幸せだなあ。

 彼女のいない友人にも結婚相手が現れると良いなあ。

 応援したい。

 おわり。