かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

ずっとすき

 僕は彼女を好きになってから、ずっと好きだ。

 何を当たり前のことを言ってるんだと思うかも知れない。

 でもさ、なんか途中で、あれ?違うかな?とか、もういや!とか思うこともありそうじゃん。

 そういうのない。ずっと好き。

 喧嘩して、ああああもう!!って思うこともあった。

 でも、嫌い!って思うことはなかった。一度足りとも。

 一般の基準はどうなのか分からないけど、これは結構すごいことなんじゃ?って思う。

 僕が彼女を好きになったのは、端的に言えば彼女の弱さが気になったからだ。

 彼女は毎日必死に頑張っていた。周りに気を配って、いっぱい考えて、悩んだり苦しんだりしながらも、一人で頑張ってた。

 周りに真の意味での理解者がおらず、孤立無援状態だった。

 見方によっては、苦しみながらも頑張れる強い人のように思える。

 一番最初の頃、僕は彼女のことをしっかりしたできる人だとしか思ってなかった。

 だが、話をして、彼女のことを聞いていくうちに、彼女はとっても弱い人だと思った。

 今思えばそんなに弱いわけじゃないんだけど、当時の僕はそう感じていた。

 僕が支えてあげなかったら、彼女は壊れてしまうんじゃないかって思ってた。大真面目に。

 それくらい彼女はギリギリのところで頑張ってた。一歩踏み外せば真っ逆さまに落ちていってしまいそうな、綱渡り状態。それを彼女は挫けそうになりながら必死に進み続けていた。

 嫌なことがあって、もう駄目だってなりながらも、なんとか持ちこたえてた。

 僕はその彼女の危うさを放っておけなかった。

 彼女がどれだけつらい思いをしてきたか、今彼女がどれだけ頑張っているかを、あの時の僕は誰よりも短い時間で分かってあげられたと思ってる。

 だから、僕は彼女を助けてあげなきゃいけないし、支えてあげなきゃいけないって思った。

 そしてそれは僕にしかできないと信じて疑わなかった。

 だから、彼女を好きになったと自覚した時、これから先ずっと彼女の人生を支えていく覚悟を決めた。あの時、先のことなんて全くわからなかった。僕が彼女の側にどれだけいられるかも分からなかった。ただ、その覚悟だけはきちんとして、そのつもりで生きていこうと決めた。

 何日間か、ものすごく考えた。この好きという気持ちは一時的な衝動みたいなものなんじゃないのかと。この先もずっと持ち続けられる気持ちなのかと。

 考えぬいた結果、この気持ちは揺るがないなって思った。

 この時の結論は正解だったと今の僕が体現している。

 当時の僕は勢い余って、結婚して下さいって言っちゃったんだけどね。

 この先走る感じは今も直ってない。

 まあそれくらいの覚悟を持ってたってことだ。

 そして、それからも彼女を知れば知るほど、好きになっていった。

 音楽の好みが合うなあとか、好きなものとか興味の向かう先が似てるなあとか。共通点がいっぱいあった。

 合わない部分もあったけど、それはお互いに理解しあえてた。合わないからって否定しあうようなことはなかった。違いとして楽しめてた。

 心配性なところとか、興味が無いことに関しては興味を持とうともしないところとか、二者択一を迫られた時に決めるのが苦手なところとか、全部愛らしい。どれも大好きなのだ。

 可愛いっていう褒め言葉とかを素直に受け取ってもらえないのも、なんでだよ!!褒めてんじゃん!!って思うけど、伝わるようにたくさん言ったし、伝え方も結構考えた。

 この一筋縄ではいかないところも好きなんだよね。

 彼女には上辺だけの言葉とか態度っていうのは通用しない。

 だから僕はホントの事しか言わなかった。

 それが彼女に対する礼儀だと思ってた。

 好きな人に嘘をついてまで、保ちたいプライドとかないし。

 本当の自分を見せて好きになって貰いたかった。

 ものすごく好きだから、それを伝えて、分かってほしかった。

 そしてあわよくば、同じくらい僕のことを好きになって欲しかった。

 彼女のことが好きすぎて、彼女のために努力することとか、彼女に尽くすことが全く苦にならなかった。かなり必死だったと思う。

 今は必死さっていうのはあんまりなくなったかもしれないけど、持っている気持ちに差はないと思う。

 彼女は本当に素敵な人だ。彼女以上の女性なんてそこらには絶対いない。

 教養があり、人当たりがよく、努力家。正直者。ユーモアがある。他人の意見に流されない強い意思を持っている。でも多くのことを取り入れる柔軟性もきちんとある。

 かなり優れた人だっていうのは少しでも伝わるかなあ。

 それでいて、弱点みたいなのも多い。道を覚えるのが苦手とか、機械や電子機器が苦手とか。心配症で気にしいで、何事もネガティブな方向に行きがちなところとか。複数の選択肢から一つを選ぶのが苦手だったりもするし。

 上で似たようなこと言ったけど、彼女の弱点もすごく愛すべきところで、大好きなのだ。

 彼女の良い所も悪い所も全部好き。

 これはもうずーっと変わらない。

 何を書きたいのかよく分からない文章になったなあ。

 ずーっと彼女のこと好きなんだよ!すごいでしょ!ってことかな。

 彼女も僕のことを一応ずっと好きでいてくれてるはずだけど、僕との温度差がものすごい。

 僕が好き好き!ってなると、彼女は、はいはいって感じ。もしくは、うわぁきもちわる!ってなる。

 でもこれでうまいことバランス取れてるのかなあって思った。

 とっても息があってるってことだね!

 これから先もずっと、僕は彼女を好きでいて、支え続ける。

 僕が勝手に彼女を幸せにするって誓ってるからね!

 たまにはこういう勢いだけのブログもいいかなと思いました。

 おわり。