かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

喜ばせ上手

 休日。

 しかし彼女は残念なことにお仕事なので、お弁当を作ってきちんと送り出す。

 彼女は毎日僕のお弁当を用意してくれてて、本当にありがたいなあって思う。

 僕はたまにの土曜日に作るだけ。

 それも大変だなって思ったらパンで済ませちゃうことだってできる。

 嫌になっても毎日作らなきゃいけない彼女は大変だ。

 限られた材料と入れ物をフルに活用して、工夫して作ってくれてる。

 いつも同じ内容にならないように、考えてくれてるんだなあって伝わってくる。

 ごはんにふりかけを掛けてもらっているんだけど、ある日二種類のふりかけが半分ずつ掛かってた。

 これはちょうど半分くらいで片方のふりかけがなくなってしまったからだったらしいのだが、僕はこの二色ふりかけがすごく気に入った。

 そしたら次からもそうしてくれるようになった。やさしい。

 お弁当だけじゃなくて、彼女が思いつきでやってくれたことが、僕に大当たりってことはよくある。

 そうすると彼女はまたそれをやってくれる。

 ちょっと面倒なことだったとしても。

 やっさしい。

 僕が喜ぶことを彼女は積極的にやってくれる。

 結構前に、彼女は人を喜ばせるのが上手だと書いた記憶がうっすらある。

 まさにその通りで、相手の気持ちを汲み取るのがうまいから、喜ばせることができる。

 僕も彼女を喜ばせようとあれこれ考えてはいるんだけど、結局考えが浅いんだよね。

 うまく喜ばせることができることもあるけど、まだまだ足りないように思う。

 もっと頑張らなきゃ。

 お弁当すごいの作って彼女をびっくりさせたいなあ。キャラ弁かなあ。

 おわり。