かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

激ウマハンバーグ

 彼女の作ってくれたお弁当を食べながら、彼女とLINEで話をしてた。

 そしたら昨日の話題、家事負担の割合についての話になった。

 彼女は僕が45%やってくれてるって言ってくれた。

 昨日は自分があんまりやってないことが悲しいから少なめに言ったって。

 可愛い。

 すごく可愛い発想だ。

 そう感じたのと同時に、いやいや、彼女は頑張って家事やってくれているから、僕に対する評価は35%が正当だろうとも思った。

 だって、朝早く起きてくれて、朝ごはん用のおにぎりと、お弁当を作ってくれる。もちろん彼女自身の朝食とお弁当も作る。

 これだけでかなり大変だと思うのよ。

 僕がたまに朝、彼女にお弁当を作ってあげることがあるけど、あれは自分が休みの日で精神的に余裕があるからできること。

 彼女は自分が仕事だろうと休みだろうと、僕が仕事なら起きて料理をしなきゃいけない。

 これは相当な負担だ。

 早起きを完全に放棄している僕は、その点だけで彼女に圧倒的な差を付けられている。

 昨日はそのことについてあんまり考えず6:4という数字を出してた。

 早起きしてからの家事のことを考えると、僕が35%っていうのもおこがましい気がしてくる。

 僕にとって最もやりたくないことだから。

 それを全て彼女に押し付けてしまって楽をしているのだから、負担が少ないという評価が妥当な気がする。

 家事表における僕のやった回数は結構多い。でもそこだけでは比較できない負担の重さっていうのがある。

 彼女は家にいる時間が僕と比較して長いから、それだけ家のことを考える時間がある。

 ここが汚いとか、ここをどうにかしたいとか、片付けなきゃとか。食材の期限はどうかな~とか今日の晩ごはんは何にしようかな~とかそういうこともそうだと思う。

 そうやって考えることだって、大きな括りで言えば家事だ。

 だから彼女は頑張ってくれている。

 表とか数字では見えない部分でも、頑張ってくれてる。

 僕もそれに負けないように頑張ろうと思って家事してる。

 お互いに無理のない範囲で、できる家事を頑張ってやれば、助け合えて気分良く過ごすことができるんじゃないかな。

 おわり。