かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

しあわせ

 彼女が先日、僕と毎日いっしょにいられて幸せだよって言ってくれた。

 僕は嬉しくて嬉しくて、ニヤニヤうひうひした。

 そんなこと数ヶ月前は言ってもらえるなんて思ってもいなかった。

 このときだって言ってもらえると思ってなかった。

 今彼女にはとっても大変だと思う。

 慣れない生活にやっと慣れてきたところ。

 早起きもしてくれてるし、ご飯の準備もしてくれる。

 家事も率先してやってくれる。

 それでいて仕事もしてくれてる。

 余裕のある生活とは程遠い。

 必要最低限の物はあるけれど、豊かとは言えない。

 お金もないわけじゃないけど、好きなものをほいほい買えるほどはない。

 たくさん我慢させてると思う。

 それでも、毎日一緒にいられて幸せだって言ってもらえるなんて、幸せだよね。

 僕には至らないところがたくさんあると思う。

 頑張って彼女を助けているつもりでもできてないことはたくさんある。

 嫌な気分にもさせてるだろうし、怒らせてしまうようなこともしているだろう。

 それでも、彼女が幸せを感じてくれているのなら、僕の努力も無駄じゃなかったなと思える。

 僕も毎日楽しいし、幸せだ。

 彼女と一緒にごはんが食べられる。

 一緒に眠れる。

 一緒にテレビを観れる。

 帰ってくると彼女が迎えてくれる。

 彼女が作ってくれたお弁当を持って仕事へ行ける。

 同じ空間で、彼女と毎日を過ごせる。

 とっても幸せだ。

 彼女と毎日いっしょにいられて、とっても幸せ。

 一ヶ月後も、一年後も、十年後、それより先も、ずっと一緒にいられて幸せと思えるようにしたい。

 これから先ずっと、彼女を幸せにし続けられるように努力を続けたい。

 おわり。