かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

るーじゅ

 僕も彼女も疲労困憊。

 仕事が終わり、家に帰ってきて、彼女の手料理を食べる。

 僕が帰ってきてから、ぱぱーっと作ってくれる。

 手際が良くなったなんていうと偉そうな感じだけど、確実に調理時間が短縮されている。

 彼女の経験値が上昇している証拠だ。

 こうして彼女はどんどん経験を積んで、料理のコツを掴み、レシピを覚え、料理上手への道を歩んでいくのだろう。

 今日、上司と家のご飯の話になった。

 何を食べたいかのリクエストをするかどうかっていう内容。

 上司の奥さんは最初料理が最悪で、食べられたもんじゃなかったらしい。

 でも今は上手になったんだそうな。頑張ったんだと思うって言ってた。

 今は何が食べたいかというリクエストを自分からしているんだそうな。

 僕が何をリクエストするかってなかなか思い浮かばないんですよね~って言ってたらアドバイスをくれた。

 料理名ではなく、ジャンルとか素材でリクエストしたらいいって。

 魚か肉か、焼くのか茹でるのか、味付けはどうするのか。

 そういう風にリクエストしてみたらいいって言ってた。

 それで、想像してた味を超えてきたね!!って褒めればいいんじゃない?って褒め方まで教えてくれた。

 その辺をナチュラルにできる上司は流石だなあと思った。

 それを僕もさらりとできれば良い旦那さんになれそうだ。

 ご飯を食べた後、前職でお世話になったおばさまに会いに行った。

 結婚祝いのお礼を兼ねた、娘さんへのプレゼントを渡すため。

 久々に会ったおばさまは、元気だったけど疲れてそうだった。

 大変だよねあの職場。

 後から、プレゼントを見た娘さんが狂喜乱舞しているっていう連絡が来たので、プレゼントは大成功だった。

 わざわざ買いに行ったかいがあったね。

 狂喜乱舞するくらい喜んでくれてたら、満足だ。

 またおばさまにも娘さんにも会いたいね。

 おわり。