かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

幸せもの

 今日は嬉しい事があったのでまずそれを書こう。

 仕事が終わってちょっとぐったりな僕は帰り道をいつもと少しだけ変えて、彼女の家の前を通ろうと思い立った。今日は彼女が休みで家にいるのは分かっていたからね。

 彼女が窓から覗いてくれるかなあくらいの期待を込めて、家の前通って帰るよーっていう連絡だけしといた。彼女からは「まどのぞこー」っていう返事が帰ってきてたので、彼女見えるかなあなんてワクワクしてた。

 いざ彼女の家に向かって走っていると、彼女の家が真っ暗。窓を見ても明かりが漏れて来てないから誰も見てないぞー?って不安になってきょろきょろしながら車の速度を落として走っていた。見えなかったーうわーんって諦めてちゃんと前を見て走りだそうとしたら彼女が家の外に出てきてくれているのに気付いた。

 うわあああ!ってなって、嬉しさとびっくりが同時に来た感じだった。ぐったりしていたはずの僕はテンションが爆発。うひょうひょ喜んだ。出てきてくれてたんだーありがとうー出てきてくれてたんだー!って何度か繰り返した。わざわざ家から出て待っていてくれたのが嬉しくて嬉しくて、他の言葉が出てこなかった。

 遠くから彼女の顔が見れて嬉しいなあって感じで帰れればいいなあと思っていたら、目の前に彼女がいるんだもん!テンション上がるよね。

 彼女に触れられる距離という素晴らしい状態。もっとずっとあのまま彼女と一緒にいたかったけど、さすがにそうもいかないのでお別れして帰ってきた。帰り道ごきげんすぎて、全力で歌を歌いながら帰った。るんるんだった。

 予想外の嬉しい事って、今日一日の疲れをぶっ飛ばしてしまうくらいの威力を持っているね。

 家の前通って帰るねーって言ってよかったー。彼女が外出てきてくれてよかったあ。

 それとちょっと前に思い至ったこと。

 僕から見た彼女はすごく魅力にあふれていて、知的だし行動力があるし、考え方が柔軟で素晴らしい。見た目も可愛い。仕事もできる。内面も可愛い。そんな彼女が、僕のことを一定以上評価してくれて、一緒にいてくれることって凄いことなんじゃない?ってことに気づいた。彼女に認められて信頼してもらえるってなかなかないんじゃない?

 こんなこと言って調子に乗りたいわけじゃないんだけど、でもなんか嬉しいなって思ってね。自分の大好きな人に認めて貰えて、好きって言ってもらえることってこの上ない幸せだよね。

 もう少し自分に自信持とうって思った。

 わざわざ家から出て僕が通るのを待っていてくれるくらいに、僕のことを好きでいてくれてるって凄いこと。

 僕はとっても幸せものだ。