かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

忙殺

 しにそうだ。

 仕事が終わらない。

 帰宅が遅い。

 彼女をいつも待たせてしまう。

 どうにかしたいけど、どうにもならない。

 家に帰りたい。

 いつも家に帰りたいと思いながら仕事している。

 今日も帰りが結構遅かった。

 彼女からよかったらおかずでも買って帰ってきてという連絡があったので、張り切ってお惣菜を買いにスーパーへ行った。

 でもおそすぎて全然ないの。

 売れ残りもいいとこだった。

 明日用のパンは品揃え豊富でなおかつ割引されてて最高によかった。

 自分が食べたい物基準で選びつつ、彼女の好みを加味すると、なかなか良いチョイスができる。

 彼女が喜んでくれてた。おいしそーって。

 スープを作ってくれて、ただ作るだけじゃなくて、残ってた野菜を詰め込んでくれてた。

 痛んじゃう前に使い切るための、非常に良い手段だ。

 僕にはそういう発想がなくて、あー野菜残ってるなあどうしよう~ってくらいにしか思ってないので、こうやって使ってくれると助かる。

 自分でお弁当つくりながらとか、食事を作りながら、全然食材使わねえって思ってたからね。

 一人でなんとかしようとすると、どうしても使うものが偏る。

 彼女の意見があると、いろんなものを使うし、新しい挑戦もできる。

 彼女がいてくれるからこそ、家事を頑張れるんだなあって思う。

 もしも一人だったら、料理も洗濯も相当適当にやってるだろう。

 文句言われるからとか、そういうネガティブな動機ではなくて、彼女に不便なく生活してほしいし、彼女に負担を掛けたくないって思うと、頑張れるんだよね。

 彼女も僕が頑張っているのを分かってくれて、僕が頑張らなくて良いようにって頑張ってくれている。

 まだ病み上がりだし、あんまり無理したら良くないだろうし、僕がしっかりしなくちゃと思う。

 でも冒頭でも書いたように、身体がしんどいのも事実。

 体調だけは崩さないように気をつけたい。

 おわり。