そしてだれもいなくなった
今日こそは仕事を早めに切り上げて帰るぞと誓い、朝家を出た。
早く帰ってこれたら、一緒に買い物へ行こうと約束していたので、なんとしても帰りたかった。
仕事は予定通り進み、狙い通りの時間に帰れそうだった。
帰れるとわかるとテンションが上がる。
明日は休みだしね。
仕事が終わるとすぐに彼女へ連絡して、急いで家に帰ってきた。
それからすぐにお買い物に出かけた。
彼女はほぼ一週間家から出られずにいたわけで、気が滅入っちゃうよね。
彼女と久々に買い物に行けるので、ぼくもうれしかった。
まず、TSUTAYAに行ってCDを借りつつ、漫画を購入。
明日休みだと思うと、精神的に余裕ができて、趣味を楽しもうという気持ちがわいてくる。
それからスーパーに行ったら、棚卸なのかいつもより早い時間で閉店していやがった。
ショックを受けつつ、早めに気分を切り替えて、別のところへ向かった。
パンとパンに塗るクリームと、炭酸ジュースが主な目的。
でもここはパンに塗るクリームの取り扱いが悪い。
ぜーんぜんない。
仕方がないのでここでの買い物は早々に切り上げ、大きめなスーパーへ。
ここならあるだろうって思ったけど、彼女がほしいと思ってたやつはなかった。残念。
でもとりあえず買えた。
ほかにもいろいろ、今日はたくさん買い物をした。
お金使いすぎちゃったけど、気分が非常に良かった。
彼女とのお買い物はやっぱり楽しい。
それから帰って来て、晩御飯にした。
油で揚げる系の料理を初めてやったけど、結構うまくできた。
お腹いっぱいご飯を食べて、片づけは彼女がやってくれた。
彼女が元気になって、いろいろやってくれるのですごく助かる。
一人で一生懸命やると、やれないことはないけどものすごく疲れるからね。
これは逆の立場でもいえることで、僕が率先していろいろやれば、彼女がすごく助かるって思ってくれるってことだ。
彼女の快気祝いという名目で、すこし贅沢な週末を過ごしたいと思う。
一週間おつかれさまでした!
おわり。