かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

うなぎのにせもの

 今日は比較的早く仕事を終えて、ささーっと帰ってきた。

 彼女はお仕事お休みで、僕の帰りを待ってくれてた。

 いつも言っている通り、僕は彼女が作ってくれたものが好きだ。

 作ってくれるものはどれも美味しいけど、万が一美味しくなかったとしても、彼女が作ってくれたものは好き。

 だって、彼女が作ってくれたんだから。

 さすがに作ってくれたものが軒並み美味しくなかったらつらいだろうけど、そんなことはないから大丈夫。

 彼女が僕のために、僕のことを考えて作ってくれるものが美味しくないことはない。

 お料理苦手なんじゃなくてやらないだけって言ってた彼女は、本当にやらないだけで、やればちゃんとお料理できる。

 美味しくご飯を作ってくれる。

 それで、今日も晩ごはんをすでに用意してくれてあって、あとはもう食べるだけって感じだった。

 しかも僕の好みに合わせて豚汁を作ってくれてた。

 ありがたい。

 お味噌汁とか、彼女はあんまり好きじゃなくって、彼女自身が食べたいと思って作ることってほとんど無いみたい。

 でも僕が好きだから、作ってくれたんだって。

 とっても嬉しい。

 今日の晩ごはんも美味しく食べた。

 お弁当も毎日美味しいし、僕は幸せだ。

 僕が料理を作ろうと思うと、大抵は自分が食べたいものになっちゃう。

 彼女は僕の好みに合せてくれる。

 これはとっても大きな違いだ。

 本当にありがたい。

 食の好みが微妙に違うので、彼女が食べたいものが僕には苦手なもの、なんてこともある。

 彼女に結構我慢をさせてしまっていると思う。

 彼女が食べたいものを僕も美味しく食べられれば一番良いので、好き嫌いをなくしていく方向で頑張るしか無いかな。

 現状、僕に合わせてくれてる彼女は本当に優しい。

 ありがとう。

 おわり。