かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

かみ

 髪型を考えなきゃ。

 そう思って忘れてる。

 今日もまたそう思った。

 でもきっとブログを書き終えたくらいには忘れてる。

 僕はめちゃくちゃ忘れっぽい。

 覚えていなくちゃいけないことは覚えている。たぶん。

 忘れてたらそのことすら忘れてしまうのだから、自覚があるわけない。

 彼女はよくいろんな事を覚えていて感心するのだが、覚えていられることが良いこととは限らないようだ。

 僕は嫌なことも良かったこともまんべんなく忘れていく。

 なにかのきっかけでふんわりと思い出すことはあるけど、それによって嫌な気分になったり楽しくなったりはあんまりしない。

 彼女はどちらもわりと覚えているし、忘れていてもなにかのきっかけで思い出してその時の気分まで蘇ってくるようだ。

 この部分に関して僕と彼女は真逆。

 思い出す度に嫌な気分になるのはかなりしんどいと思う。

 忘れようとしても忘れられないのは、思い出そうとしても思い出せないより辛い。

 僕にはない苦しみを彼女は味わっているわけだ。

 彼女の嫌な記憶はなかなか消えてはくれない。

 それを思い出さないくらい、毎日楽しかったり嬉しかったりすることがたくさんあれば一番良いんだと思う。

 眠れない夜とか辛いよね、いろんな事考えちゃって。

 毎日毎日僕ばっかり先に爆睡して申し訳ない。

 髪型調べてみよう。

 覚えてた。

 おわり。