かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

ふぉわじゃお

 お給料が出たので、気持ちだけお金持ちになった。

 実際はそんなに余裕はないけど、お金がある気がするっていうのは気分がいいものだ。

 いつもよりちょっとプラスで貰えたから、彼女にもおすそ分けができた。

 ほんの少し。

 僕が頑張れば、それなりにお給料に反映されるらしい。

 今後は分からないけど。

 僕の頑張り次第で、僕らの生活に余裕が生まれるというのは素晴らしい。

 彼女も喜んでくれると思う。

 僕が評価されることを、僕と一緒に喜んでくれるから嬉しい。

 この仕事を初めてから先々月までは、僕の未来はどうなるのだろうと漠然とした不安を覚えていた。

 御存知の通り、僕はポジティブ馬鹿なので、その不安も本当に軽いものだったんだけどね。

 全然結果が出ないまま、このままずーっとこんな感じで行くのかなあと思っていたら、ドーンと先々月結果が出た。

 ツキがまわってきたって感じだった。

 おかげで会社での僕の評価は急上昇した。

 僕がこうやって頑張れたのは、彼女がいてくれたからだと思う。

 仕事をする最も重要な理由が彼女の存在だし、毎日お弁当を作ってくれて、仕事頑張ってって応援してくれる。

 仕事が嫌だってぐだぐだ言うのもちゃんと聞いてくれる。

 足がだるい~って言ってたらマッサージもしてくれる。

 僕がストレス無く生活できるように、楽しく過ごせるように、彼女が気を配ってくれているのは伝わってくる。

 とってもありがたい。

 物理的っていうのかな、家事全般をやってくれるようなサポートと、精神的なサポートの両方が僕を支えてくれている。

 彼女と一緒にいて幸せを感じることで、僕が今まで歩んできた道、選択してきたことが正しかったんだなと思える。

 彼女のサポート力、僕を持ち上げる上手さによって、僕は生かされている。

 おわり。