かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

年末感

 もう年末。

 いよいよクリスマスソングも終わり。

 もういくつ寝るとがやってくる。

 仕事もかなり年末感が出てきて、いよいよな感じ。

 消化試合である。

 彼女はなんと年末に休みが全然ない。

 年始にもない。

 祝日は全く関係ない仕事だから仕方ないけど、休みたいだろうなあと思う。

 今回は年末年始の休み希望を聞かれたようなんだけど、彼女は気を遣って特にないって言ったらしい。

 正しい判断だと思う。

 彼女の職場は、お子さんが居たり、地区の付き合いがあったりする人たちが多いから、どうしても年末年始は人が足らなくなる。

 彼女がなんとなく年末年始はごろごろしたいから休みたいって言ったら、困る人がたくさん出てくるわけだ。

 彼女のその献身性は素敵だなと思う。

 自分の願望よりも、周囲の人のことを考えてあげる。

 身勝手さと真逆の存在。

 平気で、年始は親戚のところに行かなきゃいけないんでぇ~って休むやつだっていると思う。大した用があるわけでもないのに。

 そういう姑息なやつは嫌いなので、彼女の正直さと、思いやりはとっても評価できるポイントだ。

 僕との休みが被っている日があんまりなくって、一緒になにかやる時間が限定されてしまうのはちょっとさびしいけど、彼女が仕事を頑張ってくれることで生活が楽になるのも事実。

 僕が家のことを頑張ってやって、彼女をサポートしなくちゃいけないね。

 彼女がこうやって仕事を頑張ることで、助けられている人はたくさんいるはず。

 年末年始だけじゃなく、日々。

 頑張っている人は、自分が頑張っていることで誰かの助けになっているって気づきにくい。

 頑張っている人に助けられている人も、頑張っている人に助けられていると気付くことって難しい。

 だから完全なる外部の人間が、その評価を下すことで正確な評価ができるんじゃないかと思う。

 僕は彼女のことを高く評価している。

 彼女は、伝わりやすいものから伝わりにくいものまで、とにかく頑張っている。

 気を配り、思いやり、周囲に意識を張り巡らせながら、仕事のクオリティも向上させるために頑張っている。

 今日の議題である年末年始の仕事に関しても、彼女が出勤するから休める人がいるわけだ。 

 シフトを決める人の心労も軽くしてあげているはず。

 休みたいって希望を出したあとに、なんとか出てくれないかなって交渉させるような手間も発生させない。

 良いことばっかり。

 そういうことを考えると、やっぱり彼女は頑張りやさんで、みんなのことを助けているなって思う。

 素晴らしい人だ。

 おわり。