かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

余韻

 先週彼女と遊んだ時の幸せの余韻がまだ残っていて、僕は今のところ調子がいい。

 彼女はというと、おそらくかなり疲れが溜まっているんじゃないかなと思う。

 というのも、この一週間、彼女はほとんど休めていない。僕と遊んだのが休息に入るとしたら、その一日だけしか休めていない。そこも僕と遊ぶという予定があったのだから、と考えると休めてる日がない。

 趣味の活動で、大きな発表が控えているから、それに関することで頭を悩ませることも多い。ものすごくストレスになっていると思う。それに合わせて、話し合いをする機会も多くって、帰りが遅くなる日が増えた。ここ一、二週間ものすごくばたばたしていると思う。

 彼女の帰りが遅いと僕が寂しいんだけど、そんなことよりもまず彼女のことが心配になる。僕が寂しいのなんて僕が我慢すれば済むんだけど、彼女が抱えているストレスや疲れは僕がどれだけ我慢したって何の意味もないから。

 仕事が休みの日は、趣味の活動で出かけて帰りが遅くなって、仕事の日は頑張って働いて疲れて帰ってくる。そんな毎日が続けば体が休まるわけがない。

 だからゆっくり休んでほしいなあって思う。

 そのゆっくり休む時に僕が隣にいて髪でも撫でてあげられれば最高なんだけどね。

 発表が控えているといったけど、それが終わるまではきっと彼女の心も休まらないんじゃないかなと思う。

 いろんなことが彼女を悩ませたり深く考えさせたりして、なにもないときでも、ふとそのことについて考えたり悩んだりしてしまっているんだと思う。

 僕にできることは、疲れてぐったりしている彼女を理解して優しく支えてあげることだと思う。きっと彼女も僕にそれを求めてくれているはず。

 ダメな人や嫌な人、その人たちが起こす様々な問題、彼女は今それによって精神をすり減らしている。

 僕という存在が彼女の心にとってどれだけの助けになるかは分からないが、僕までもそのダメな人や嫌な人の仲間入りをしたり、何か問題を起こしてしまってはいけない。

 彼女にとって、僕には心を許せるっていう、彼女の心を落ち着けられる場所として役に立ちたい。

 自分がいままでしてきた失敗をもう一度振り返って、同じことをいま起こさないように。

 今日も一緒に働いて、元気そうに見えたけど、本当はしんどいのも分かっている。楽しくいようっていう気遣いをしてくれているんだろうなって思う。

 バカでヘタレで優柔不断で、彼女の嫌がることばかりやってしまったり、同じ失敗を何度も繰り返したり、ダメなところばかりの僕だけど、彼女を助けたい。力になりたいなって思う。

 彼女といる時が一番楽しくて幸せだから、彼女のためにできることをやりたい。