かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

たんどりーちきん

 今日仕事がめちゃくちゃ忙しくて、自分のキャパを超えるような仕事量で、頭がおかしくなりそうだった。

 帰ってきてからも変なテンションで、彼女に今日あったことを話しまくった。

 なにかレスポンスが欲しいというよりも、今日こんなで、こんなことがあって、こんなに大変だったというのを、とりあえず話したかった。

 とにかく話したかったので、意味なんか通じなくても良いくらいの気持ちで喋り倒した。

 彼女はそれを聞いてくれた。

 何言ってるか分からなかったと思うけど、ちゃんと聞いてくれてた。

 ばーっと喋って満足した僕は、今度は彼女のご飯がないことに気付いて、しつこくご飯はなくていいの?いいの?って聞きまくって彼女をイラッとさせた。

 ランナーズハイというか。

 うざい感じにテンションが上がってたんだね。

 ご飯を食べてたら、急に落ち着いて、反省して、泣けてきた。

 情緒不安定過ぎる。

 僕うるさかったなあ、悪かったなあとか考えてたら、うえええんって涙が出てくるわけ。

 もう困ったよね。

 彼女が優しくしてくれて、落ち着きを取り戻し、なんとか通常モードに戻ることができた。

 今日頑張りすぎたかなと思う。

 毎日これくらい頑張ってたら、おかしくなると思う。

 それで彼女と話してて気付いたのが、前の職場で最高に忙しかったときの感覚に似ているなってこと。

 自分の処理能力ではどうにも処理しきれない量の仕事が目の前に積み重なっているときの、あのやべえっていう感覚。

 いっしょ。

 あの頃は彼女が一緒に働いてて、いっぱいいっぱいになった僕を助けてくれたけど、今は助けてもらえない。

 彼女が仕事においてもすごく僕を助けてくれてたなあってしみじみ思った。

 仕事ができて、優しくて、気が利いて、本当に彼女は素敵な人だ。

 毎日彼女と一緒にいられることで、僕は頑張る力をもらっている。

 疲れも癒やしてもらってる。

 ありがとう。

 おわり。