かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

おじや~

 今、彼女が夕飯を作ってくれてる。

 僕はその音を聞きながら、パソコンへ向かっている。

 美味しそうなにおいがして、空腹が刺激される。

 と思っていたらご飯が出来上がった。

 疲れて帰ってきて、彼女の作ったご飯を食べられる幸せ。

 ごはんを食べると元気がでる。

 嬉しくもなるし、楽しくもなる。

 毎日幸せものだよね僕は。

 彼女は考えの浅い僕のサポートをしてくれてる。

 自然と。

「彼女が言うことはだいたい正しい」というのを日々痛切に感じているのだけれど、それは彼女が物事を深く考えているからだ。

 自分の都合だけではなく、周囲の都合を考えるのはもちろん、彼女自身や僕が周囲からどのように見えるのか考えている。

 最近仕事先で結婚式の話をしていて、最近の人は結婚式あんまりやらないというような流れになった。

 そこで僕は、以前彼女が親戚付き合いとかもあるし、自分たちのためではなくて周囲の人たちのためにやる必要があるって言ってたのを思い出して、その話をした。

 そしたら、その通りだよって言われて、やっぱり彼女の考え方はしっかりしてるんだなあって思った。

 話してた相手の人は結婚式をしないことに否定的ではなかったけど、僕が妻がこういうことを言ってたので、やることにしましたって言ってたら、その方が絶対にいいよと強烈な結婚式賛成派になってた。

 やっぱりその方が良いっておもってるんだね。

 特に僕らの親くらいの世代の人達は。

 自分が良ければいいやっていう考えじゃなくて、ちゃんと周りが見えてるっていうのが彼女の凄いところだと思う。

 視野って狭くなりがちじゃん。

 でも彼女は広く見えてるんだよね。

 それが素晴らしい。

 おかげで僕の考えの浅さもカバーしてもらえてる。

 それに、僕は自分の浅さに気付くことができる。

 最高のパートナー!

 僕にとって欠かせない存在である。

 彼女のフォローできてるかなあ。

 助けてもらうばかりにならないように、しゃきっと頼れる夫になる!

 おわり。