かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

がぱおらいすたべたい

 彼女から職場の話を聞いていると、とってもうまく立ち回っているなと感じる。 ストレスが多い職場であることは間違いなくて、それとどう付き合っていくかが非常に重要。

 ストレスを溜め込まないように、うまく発散することって結構難しい。

 ストレスの原因を排除するのが一番簡潔だけど、それが一番むずかしいよね。

 ムカつくこと言ってくる相手に、うるせーって言えればスッキリする。

 鬱陶しい人に、あっち行ってって言えればスッキリする。

 でもそんなこと言えないじゃん。

 そこを彼女は、冗談ぽく本音を言うという方法で対処できてる。

 もちろん相手を見て、それが通用するかどうか判断した上で。

 我慢する量を減らしているって感じだ。

 非常に賢い選択だと思う。

 相手がその言葉をなんとも思ってないにしても、自分の中に溜まっているものが少しでも吐き出せればちょっと楽になる。

 うまいなと思う。

 相手が、人の話を聞かないおばちゃんばっかりだから、よりその手法が効果的なのかもしれない。

 とにかく、彼女は今の職場で「いい子で、元気で、仕事ができる」というようなイメージを持って貰えてるようだ。

 職場での持ち場も、ころころ変わるようで、それは仕事ができるからだと僕は解釈している。彼女から言わせると都合のいいように使われているだけらしいが。

 彼女が良い立ち位置を確保できていることは非常に嬉しい。

 様々な配慮と努力の賜である。

 彼女から、誰々に嫌われてるとか文句言われたとかいう話を聞くのはつらいもんね。

 誰々さんに、彼女が一緒で嬉しいって言われたとかいう話が聞けて嬉しい。

 僕の妻は、みんなに好かれる自慢の妻であると周囲が証明してくれているわけだ。

 彼女は時折、みんなに嫌われてないかと不安がるけど、僕は全く心配していない。

 根拠があるのかと言われると、特にない。

 ただ、僕が全力で好きな人が、そんな簡単に嫌われるわけないって思ってる。

 彼女ならそんなミスは犯さないとも思ってるかな。

 だから、彼女が職場でうまくやれてると、やっぱりな、と思って嬉しいし安心もする。

 そんな感じのことを今日思ったよ。

 おしまい。