かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

ふくろう

 今日お弁当を会社ではなくて外で食べた。

 というのも、遠方に出掛けなくてはいけなくて、会社に戻る時間がもったいなかったから。

 本当は、もったいないと上司に言われたから、が正解。

 僕はいつでも会社に戻りたい。

 午前中でその予定は終わったんだけど、午後からが更に地獄の予定だった。

 昨日からそれが憂鬱で仕方なかった僕は、彼女にいやだいやだと駄々をこねていた。

 どうにもこうにも嫌すぎたのだ。

 そんな僕の態度に、嫌な顔ひとつせず頑張ってと応援してくれる彼女。

 女神だ。

 間違いない。

 で、お弁当を駐車場の日陰で広げて食べた。

 そしたらお弁当にメッセージカードが挟まってた。

 彼女からの素敵なメッセージ。

 隣で上司がおにぎりを貪ってたので、あんまりおおっぴらに喜べなかったけど、すごく嬉しかった。

 メッセージ貰えるのっていいね。

 憂鬱な午後を乗り切るための力を貰えた。

 当たり前だけど、これを用意してくれているの知らなかったからびっくりした。

 こういう気配りともちょっと違う、アイディアっていうのかな。

 こうやったら僕を喜ばせられるんじゃないかっていうアイディアが素敵。

 どうやったらへこみまくった僕を元気付けられるか、考えてくれたんだと思う。

 すごく嬉しい。

 こういうのもある種のセンスだよね。

 喜ばせるためのセンスが抜群。

 喜ばせ上手。

 おかげで僕は後半戦頑張ることができた。

 足がガクガクするくらいには疲れたけど、仕事をやりきることができた。

 彼女のおかげだ。

 ありがとう。

 彼女の応援があって、いつも僕は頑張れている。

 おわり。