かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

めんたいまよ

 仕事が嫌すぎて涙が出そう。

 最近本気でやる気が出ない。

 かなりやばい状況である。

 一週間休んでいいよって言われたら大喜びで休む。

 給料が下がるって言われたらちょっと悩むけど。

 昼に挫けそうで彼女に連絡してたら、電話していいよって言ってくれた。

 今日は彼女お休みで家にいたからね。

 貴重なゆっくりする時間を削って、僕の相手をしてくれた。

 三十分くらい話をしたと思う。

 仕事頑張れないっていう愚痴から、ゆとり世代とさとり世代について語り合うまでに至った。

 だめだめな僕に根気強く付き合ってくれた。

 本当にありがたい。

 昨日寝るときも、仕事が嫌すぎて眠れない僕のよく分からない話にずっと耳を傾けてくれてた。

 そもそも、僕の仕事の愚痴を聞いても、彼女は僕の職場すら見たことがないのだらから想像が難しいと思う。

 こういうことでつらいとか、しんどいって一生懸命説明するけど、僕の拙い説明じゃあ伝わるものも伝わらないと思う。

 でもこれが彼女の凄いところで、僕のおぼろげな話から、状況を掴んでくれるんだよね。

 ほんとに僕は説明が下手くそだと思う。

 彼女も何言ってんだコイツって思うこともあると思う。

 でも、彼女はうんうんって話聞いてくれて、しかもちゃんと理解してくれる。

 すごいことよ。

 昨日寝ながら愚痴ってる時に、あぁ彼女がいてくれてよかったって思った。

 今僕がとりとめのない話をして、それを聞いてくれる人がいる。

 それに救われるなあって。

 彼女がいてくれてよかった。

 心からそう思った。

 おわり。