かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

感謝

 仕事終わりに彼女のところに行って、一緒にスーパーでお買い物してきた。

 僕が欲しがってた本を、知らぬ間に本屋さんへ行って買ってきてくれてて、プレゼントしてもらえた。

 少し前にその話はしてたんだけど、仕事のことで頭がいっぱいで失念してた。

 わおー!やったー!って感じで喜んだ。忘れていたおかげで嬉しさが二倍くらいになった。

 わざわざ買ってきてくれるなんてとっても優しい。ありがとう。

 スーパーでのお買い物はばっちり終わらせて、その後少しの間一緒に過ごした。

 彼女にとって僕の仕事の話なんて、あんまり興味はないだろうけど、うんうんって聞いてくれる。僕が仕事大変で疲れてるっていうのも良く理解してくれている。

 話を聞いてくれるだけで、すごく心が楽になる。

 おつかれさまって言ってもらえるだけで、疲れがちょっと取れる気がする。

 どれだけ頑張っていようと、結果が出なければ意味がない、というような仕事なので、今精一杯やっていても結果が出ないのがしんどい。

 でも、僕はこれだけ頑張ってますよー!って主張することもできない。

 彼女は結果が全てだっていうことを理解したうえで、頑張っている僕というのを評価してくれているように思う。

 安らぎの場所として、彼女がいてくれる。

 言わずとも分かってくれる、何かする前に気付いてもらえるっていうのはすごく楽だよね。ただそこに甘えすぎるのも良くない。

 そうしてもらえることが当たり前だと思ってはいけない。

 彼女が一緒にいてくれることが当たり前だと思ってはいけない。

 感謝しなさい、と彼女に言われた。私と一緒にいられることに感謝をしなさいと。

 それは傲慢な発言というわけではなくて、上から目線ってわけでもない。

 僕とこれからも一緒にいたいって思ってくれてるからこその発言だ。

 一緒にいられることに感謝の気持ちを持てる人間でなくては、この先やっていけない。

 彼女といられること、彼女がなにかしてくれることが当たり前だと思うような人間ではだめだ。

 僕がそうなってしまったら、彼女は僕のことを嫌いにならなくてはいけない。離れていかなくてはいけない。

 彼女はそれを望んでいない。だからこそ僕に忠告をしてくれたわけだ。

 彼女自身にとっても嫌なことを回避するために。お互いのために。

 幸い、僕はいつも彼女に感謝している。少し表に出すのが少なかったかなという反省点はあるので、そこは改善していく。

 彼女がいてくれるから僕は頑張れる。

 僕の力の源になってくれてる。

 僕が今こうしているのは彼女のおかげだ。感謝している。

 そして毎日のように時間を作って、会ってくれてることにも感謝している。

 彼女のおかげで楽しい時間を過ごせることにも感謝だ。

 毎日一緒にいてくれてありがとう。