かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

愚痴大会

 仕事終わりに年の近い上司(以下くまもん)と彼女と僕の三人で長話をした。

 今の仕事の話とか、以前のこととか色々話した。ほとんどが愚痴だったわけだけど、こういう話をする機会があるっていうのは非常に重要だなって思った。

 仕事中になかなかゆっくり時間を取って話をするってことはできないし、かといってみんなでご飯に行こうってなったら人数が多くなってしまい、それはそれでゆっくりと深い話ができない。

 そうなると、仕事終わりの駐車場というのはなかなか良い場所なのだ。

 話は現状の愚痴(チンピラのこと)から始まり、以前の上司の問題点とか彼女が受けた仕打ちみたいなことにまで発展した。

 彼女は以前の上司から酷すぎるっていうレベルの仕打ちを受けてきている。これはもう以前にもブログで書いたような気がするので詳細は省く。

 誰が聞いても、可哀想って思うような内容。で、くまもんも酷い話だというようなリアクションで聞いてくれてた。話をしっかり聞いてくれるから、僕と彼女の中でくまもんの評価は高い。

 で、僕はいい機会だからと思って、その話の合間合間に彼女の人となりを説明して、くまもんに彼女について理解しておいてもらおうって思った。以前別の上司に対しても同じようなことをしたなあなんて思い出しながら。

 彼女は頑張っていたのに、認めてもらえなかったこと。それによってずっとつらい思いをしてきたこと。彼女を些細なことでも褒めてあげて欲しいこと。気になったこととかはっきりさせたいことをどんどん追求していく気概の持ち主だけど、メンタルはそんなに強くないこと。

 僕の伝えたいことが100%伝わったかどうかは分からないけど、言えてよかったなと思った。きっとくまもんも大方理解してくれたと思う。

 くまもんは必要以上にこちらの味方をしてくれるわけでもなく、かといって相手のフォローをするわけでもない、比較的フラットな姿勢で話を聞いてくれる。穿った見方で話を聞かないだろうっていう印象があるので話をしやすい。

 だからきっと彼女のことも、彼女がしてきた苦労も、先入観とかなくすんなり聞いてくれたと思う。

 彼女のことを少しでも理解していてくれる人がいれば、彼女は働きやすいだろう。分かってくれている人がいるっていうのはすごく安心できるはずだ。それに彼女が正当な評価を得るためにも重要なことだと思う。

 彼女は誤解されやすい。反発する気がないのに反発していると思われたり、彼女が精一杯頑張っているのに、できてないって怒られたり。今後これからそういうことが起こらないように、彼女が悲しい思いをしなくていいように、彼女のことをみんなにもっと理解してもらいたい。そのために僕は力を尽くしたいと思っている。

 彼女自身が主張できないことを代わりにしたり、彼女ってこういう人なんですよっていうのを分かりやすく誰かに伝えたり、彼女が頑張っていることを誰かにアピールしたり。

 いろんな部分で彼女の力になれたらなって思う。