ぴすたちおあいすくりーむ
ちょっと前にも書いたけど、彼女と一緒にいる理由探しをしなくてよくなったというのは、僕にとってすごく嬉しいことだ。
昔は会うための口実を探す日々だった。
「なんでくるの?」という彼女からの問に対して「会いたいから」という身も蓋もない理由で会いに行ってた。
そもそも、会うということを考えなくて良くなったのだ。
僕の帰る場所が、彼女のいる場所なのだから。
これはなんていうか、画期的なことである。
彼女と一緒に暮らす前は、ただ漠然と、毎日彼女と一緒にいられるなんて最高じゃん!って思ってた。
実際その通りなんだけど、今まで僕が頑張っていたことが不要になるという利点があることには気付いてなかったんだよね。
まず会いに行くという手間が省けることが第一。
彼女の困り事に対して即座に対応ができるっていうのも利点だよね。
今までは、スマホの調子が悪いって言われたら、翌日会った時に見るとか、電話で話をしながら解決を図るとか、文章であれこれ指示を出すとかしてた。
今は、ちょっと見せて~って言うだけだもんね。
先日、彼女のおじいちゃんが亡くなったときだって、もし離れて暮らしてたら、彼女のところに行きたくても行けないっていう状況に陥ってたかもしれない。
それが、最初からそばに居て挙げられるのだ。
もどかしさを感じなくていいし、自分の無力さを嘆くこともない。
素晴らしい。
一緒にいることが当たり前だからこそ、享受できる恩恵というのがいっぱいあるってことだ。
僕は本当に彼女に必要とされているんだろうか、なんて考えなくてもいいし。
いま会いに行ったら邪魔かなとか考えなくていいし。
本当に幸せなことだよね。
彼女の隣りにいるのが当然っていうのがとっても嬉しい。
おわり。