かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

しんくろ

 僕が考えていることが、彼女が考えていることと被ることがある。

 同じ環境にいて、同じことを考えるっていうのはよくあると思うんだよね。

 例で挙げると、一緒にショッピングモールのなかを歩いてて、視界に入ったお店に入りたいって二人同時に思うというような。

 気が合うことは間違いないし、仲良しな感じは十分する。

 僕と彼女の間で起こる被りは唐突に起こる。

 例えば、映画でも観たいなあって僕がぼーっと思いながら彼女に会うと、彼女が映画が観たいって言い出す、みたいな。

 もちろん、口に出してない。映画に関係する何かにも触れてない。でも同じことを考える。

 今日も仕事が終わって、彼女に会いにいった。

 向かいながら、この間食べたラーメン美味しかったなあ、また食べたいなあって思ってた。

 彼女に会って、明日遊ぼうって話をした。なにしようかね~なんて言ってたんだけど、彼女がラーメン食べる?って聞いてきた。

 え?ずっとラーメン食べたいって思いながらここ来たけど、分かったの!?ってなった。

 前回遊んだ時にラーメンを食べて僕が気に入ってたから、ラーメン食べる?って彼女が気を利かせて言ってくれたのかもしれない。

 もしも、彼女も食べたいなと思ってたとしたら、同じこと考えてたってことになる。

 偶然の一致レベルとしては低いかな。

 このくらいのレベルの一致だったらよくある。

 カレー食べたいって思ってたら、彼女もカレー食べたいって思ってたとか。

 彼女は察知する能力が素晴らしく高いから、僕からそういう雰囲気を感じ取ってるっていう可能性はある。

 無意識に僕のカレー食べたいオーラを感じ取って、影響されてるとかね。

 僕が単純な男だから、考えを読み取れるっていうのもあるかもしれない。

 そういうのじゃなくても、唐突に思いついたことが一致するとか、同じタイミングで同じこと言うっていうのとか、多い。

 誰かの話に対する、相槌のタイミングとか反応が同じだったりね。

 気が合うというレベルを超えてる気がするんだよね。

 こういうことがあると、僕はすごく嬉しくなるんだけど、彼女はうわぁ被ったって顔をする。

 ここの反応まで一緒だったら、気持ち悪くて嫌になるだろうね!

 うまくバランス取れてる。

 考えが似ていつつも、似ていないというのが一番いいと思う。

 合せる気がなくても合う感じが僕は好き。彼女との居心地の理由の一つだろう。

 偶然の一致のケースを集めて、こんなことが一致しましたっていうブログ書きたい。

 お楽しみに。