かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

自分のこと

 僕は最近、彼女に会いたいとか寂しいとかあんまり言わなくなった。もちろん、あんまりぎゃーぎゃー言って彼女を困らせたくないって思って我慢している部分はある。そしてそれを彼女がしっかり汲み取ってくれているって分かっているから、我慢を続けられるし、それをすること自体があまり苦ではない。自分の気持ちが伝わっていないって思っていたら主張したくなってしまう。だから僕がずっと寂しい会いたい寂しいって言っていたのは、僕の気持ちが彼女にどれくらい受け止めてもらえているか分からなかったから、とも言えると思う。ここで言って置かなければ、会いたいと思っていると考えてくれないかもしれないとか。寂しがってるって分かってないかもしれないとか、そんな風に考えていた。そんな不安が今は殆どない。

 そしてもう一つ、言わなくなった理由を今日思いついた。彼女に会いたいって思うことが日常化してしまって、僕の中で会いたいっていう気持ちが常にあるものとして認識されるようになった、というもの。どういうことかというと、会いたいとか一緒にいたいっていう思いを抱き始めたときは、その感情が僕にとって初めてに近いものだったからそれに振り回されてしまっていた。今はその感情にも慣れて、そういう思いを抱いていることが普通みたいな感覚になってきた。だから彼女とは常に一緒にいたいし常に会いたいと思っているけれど、わざわざそれに振り回されてわんわん言うことがなくなったんじゃないかなーと分析してみた。

 でも今会いたい。あえてここで書いちゃうくらいに会いたい。

 結局のところ、会いたいって思いが募る前に彼女に会う機会が設けられていることが多いってのもあるのかもしれない。僕は恵まれているってことをすぐに忘れてしまう。

 でもまあ、昨日会ったから今日会いたくないって思うわけないし、昨日会って今日も会えるんなら会いたいって思うわけで、僕はいつだって彼女に会いたい。一緒にいたい。

 彼女と話して、僕の言ったくだらないことで笑ってくれるあの瞬間。彼女を笑わせられたっていう満足感と、彼女の笑顔を見れたという充足感と、それを見ていられるという幸せが一瞬にして僕の中に湧き上がるあの感覚。そういうのをもっと彼女と一緒にいて味わいたい。僕が感じているこんな幸せを彼女にも与えたい。

 自分のことばっかり書いてしまった。