かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

にくちくわ

 久々に仕事に行ったら身体が重いの。

 まともに動かないの。

 ずーっと帰りたい帰りたいって思ってた。

 昨日、仕事に行きたくない明日が嫌だーって駄々こねてたら、彼女に「でも最初は会社の仲間に入りたい~って思ったんでしょ」って言われた。

「あの時はとっても喜んでたよ」って。

 あぁ確かにそうだったなあって思った。

 その言葉でちょっとだけ心が軽くなった。

 働きたいって思って仕事に就いたのだから、働きたくない~って言うのは矛盾してるよね。

 自然な思考の変化ではあるんだけど。

 働き始めたときの気持ちを忘れてた。

 彼女の言い方も良くて、しょうがないやつだって感じで言ったんじゃなくて、優しく言ってくれたので心に響いた。

 相変わらず仕事には行きたくなかったけど、それでも少しプラスに傾いた瞬間だった。

 彼女の応援もあり、なんとか今日一日頑張ってこれた。

 お昼にお弁当を食べるのが僕の楽しみなわけだが、彼女が僕が頑張れるようにと思って考えて作ってくれたんだなあって思うとすごく嬉しい。

 好物が入っていたり、少し手間を掛けてくれていたり。

 彼女は実家へ行って、みずまんじゅうくんとおはぎちゃんと遊んできたらしい。

 あと髪も切ってきた。

 前髪が適度に短くなって可愛くなってた。

 みずまんじゅうくんが、おじさんは?って言ってたらしい。

 嬉しい。

 僕のこともちゃんと認識してくれてる。

 早く休日になって欲しい。

 全然働く気力が湧かない。

 少しだけ頑張ろうっていう気持ちもあるけど。

 彼女のためにがんばろう。

 おわり。