かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

がーりっくおにおんばたーちゃーはん

 今日も元気に一日を過ごしました。

 嘘です。

 だらだら過ごしました。

 やることはやったよ。

 でも他には何もしてない。

 そんな感じ。

 昨日と同じように、朝お弁当を作って彼女を送り出して、洗濯機を回して、干して。

 その後はパソコンをカチャカチャ。

 お昼ごはんをぱくぱく。

 パソコンをカチャカチャ。

 頭が重くなって、寝たかったけど、せっかくの最後の休みを寝て過ごすのはもったいないと起きてた。 

 でも思考がままならなくなって来たので、仮眠を取ることにした。

 一時間くらい。

 仮眠から目覚め、洗濯物を取り込んでいたら彼女から仕事が終わったとの連絡がきた。

 晩ごはんを実家で食べる予定となっていたので、職場まで迎えにいく。

 実家へ行って、ご飯を食べて帰ってきた。

 明日から仕事が始まると思うと、めちゃくちゃ心が重い。

 通常の日曜日に感じる憂鬱さの三倍くらい。 

 仕事かあって考えると涙が出てきそうになる。

 この憂鬱さをどうやって取り払えばいいのか分からない。

 おそらく取り払う術など無いのだろう。

 彼女が僕の気持ちを理解して、優しくしてくれる。

 仕事に行きたくないって言うのを受け止めてもらえて、すごく嬉しい。

 気持ちを受容してくれる人っていうのはあまりいない。

 仕事に行きたくないって言って、その気持わかるよって言ってくれる人はそこそこいるだろう。

 そこに、でもお金のために頑張らなきゃとか、働かないと生活できないよとかいう言葉がおまけで付いてくることも多い。

 これはこれでありがたいけど、今の僕の気持ちを完全に受け止めてくれたとはいえない。

 仕事に行きたくないって言ったときに、そうだねって理解を示して慰めてくれるだけでいいのだ。

 彼女はそうしてくれる。

 もちろん、頑張れるように励ましてくれることもある。

 彼女は言葉の重さを知っているから、励ますときだってきちんと言葉を選んでくれるし、時と場合というのを適切に判断できる。

 だから僕は彼女と一緒にいて苦しさを感じないんだと思う。

 そんな風に思った。

 とりあえずなんにしても仕事に行きたくない。

 仕事に行きたくないよおおおお!!!

 おわり。