かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

包容

 昨日今日と僕は腰が痛くてたまらない。真っ直ぐ立つのもつらいくらい。でも仕事にはいかなきゃいけない。

 今日は彼女と一緒に仕事の日だから何とか頑張ろうと思っていた。彼女と一緒というだけで心が軽くなるから、腰がいたい苦痛もきっと和らぐと思った。

 腰がいたいとかつらいみたいなことを人に言うと、しんどいアピールしているみたいで嫌だから極力我慢する。あんまり深刻な事態だと受け止めてもらえないしね。でも彼女には言う。彼女だったら、こいつしんどいアピールしてきてる、なんて考えないって分るし、僕がどんな状態なのかってのもしっかり分かってくれる。僕の状態、体調面でも精神面でもなんでもそうなんだけど、それを彼女が知っていてくれるということですごく助けられている。彼女が分かってくれているから大丈夫、みたいな安心感がある。

 彼女は与えた情報をきちんと受け取ってくれる。僕が腰が痛いとか、気分が悪いとか、なんかテンションが上がらないみたいな、当人にしか分からないような状態を彼女に伝えれば、変に歪んだ聞き方をせずにきちんと僕の状態を理解してくれる。テンションが上がらないって言ったら元気付けようともしてくれるし、今日みたいに腰が痛いって言ったら心配もしてくれるし、無理しなくていいように気遣ってもくれる。

 心配して欲しいとか、気遣って欲しいっていう思いで彼女に色々言うわけではないけど、やっぱり優しくしてもらえれば嬉しい。それに彼女が僕の事を理解してくれているっていうだけでも嬉しい。

 だから僕も彼女の事をしっかり理解しておきたいって思っている。体調面も精神面も。彼女も僕にそういう情報を与えてくれるから、それをきちんと受け取ってあげたい。彼女の体調をメモして管理するくらいの熱意を持ってね。

 今日仕事が終わって帰ってきた時に、自分の調子が悪いのを分かってくれている人がいるのって、すごく助けられるし安心するなあってしみじみ思った。彼女は包容力があるんだよね。受け入れてくれた時の安心感ものすごい。みんなが頼りたくなるのも分かるよ。分かる分かる。