かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

がぱお

 平日だけどお休み。

 超久しぶりの感覚。

 でも彼女が仕事だったので、僕一人でお留守番。

 朝起きて~彼女のお弁当を作って~めちゃくちゃ憂鬱そうな彼女を見送る。

 お弁当を作ったと言っても、冷食詰めただけの手抜きお弁当。

 お料理経験値があれば、パパっと何か良さそうなものを作れるのかもしれないが、ちょっと無理。

 毎回食材を見ては、うーんって考えるけど、出てこない。

 彼女を見送ると、僕は一旦休憩タイム。

 洗い物はばっちり済ませておいた。

 パソコンカチャカチャしながら動画を観て、なんの生産性もない時間を過ごす。

 これがストレス解消になっているのかもしれないなと思う。

 お昼寝しようかと思ったんだけど、実家にいかなきゃいけないのを思い出したので、そのまま起きていてお昼前に出かけた。

 実家でご飯を御馳走になる作戦。

 両親も僕が来るのを楽しみにしているみたいだから、親孝行ということにしている。

 思ってたより長居してしまってから家に帰ってきた。

 洗濯機を回すのを忘れてたので急いでやって、その後部屋全体に掃除機をかけた。

 久々にやったから達成感は素晴らしい。

 ついでにソファーカバーをきれいに書け直してもみた。

 普段は全然気乗りしないんだけど、いざやってみると、色々気になり始めてやってしまう。

 きれいになった部屋を見て、彼女が喜んでくれるのを想像しながら頑張った。

 その後しばしの休憩タイム。

 彼女から仕事終わったって連絡がきたので、急いで着替えて彼女を迎えに行った。

 歩いて。

 こっそり迎えに行ったので、こちらに向かって歩いてくる彼女は僕の接近にしばらく気付いてなかった。

 パッと顔をあげた彼女が、僕を見つけて、わぁ!って表情をしてくれたのが嬉しかった。

 家に帰ってきて、いつ掃除をしたことに気付いてくれるかなあ~ってわくわくしていた。

 そしたら割と早い段階で、掃除してくれたの~って気づいた。

 どうやら、いろんなものの配置が変わっていることで、気付いたらしい。

 簡単には気付かれないように、元あった状態に近づけておいたんだけど、さすが置いた本人。

 違いに気付いてしまったらしい。

 気付かれたかったけど、気付かれたくもなかったという相反する気持ちを抱いてたけど、気付いてもらえてよかった。

 汗だくになりながら頑張ったからね!

 僕が休みだと心にかなり余裕ができて、非常に良い。

 週休三日制になってくれたらなあ。

 体力的にも精神的にも余裕が持てるだろうに。

 そんな風に思った一日だった。

 おしまい。