かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

とうき

 休日やっほい。

 今日は彼女と母と三人で、陶器を見に行く予定。

 元々母が行きたいって言ってて、僕がそれに何も考えずに行きたいよね!!って乗り気になって、行くことになった。

 彼女は付き合わされる形になってしまったけど、嫌がることなく進んで賛成してくれた。

 ありがたい。

 支度して、母を迎えに行って、まず腹ごしらえ。

 とっても美味しいハンバーグ屋さんへ行った。

 このお店はかなり久々なので、かなりわくわくした。

 安定の美味しさで大満足。

 それから陶器を見に行った。

 お皿とかお箸とか、スプーンとか、陶器というくくりに縛られない自由なラインナップで、見るだけでも楽しかった。

 僕たちはお茶碗とお皿を一枚。母もお皿を一枚。

 それと犬の形の箸置きを各ご家庭に一つづつ買った。

 思ったより買い物しちゃった。

 でも、なかなか買いにいけるものでもないし、こういう機会に買っておくのは良いことだと思う。

 その後本屋さんへ寄り道しつつ、実家へ帰ってきた。

 晩ごはんをごちそうになることにして、しばらくもなかと遊んだりのんびりしたりして、過ごした。

 晩ごはんは天ぷらで、最近揚げ物が気になっている僕は、揚げるのを手伝わせてもらった。

 彼女は横でそれを見守ってくれていた。

 食事を終えて、彼女と近くのドラッグストアまで歩いて買い物に行った。

 腹ごなしついでにね。

 そんなに長く買い物もせず、さくっと帰ってきたあと、またしばらくのんびりタイムを作ってしまった。

 買い物終わって一息ついたら帰ればよかったんだなあと今思い返して反省してる。

 出掛けた疲れが来て、眠くなってきたのに帰ろうとしないでぐだぐだしてしまった。

 僕がぐでーっとしている間、彼女に全部任せて、母と話をさせてしまった。

 彼女が帰りたいって思ってても、言い出しにくいし、僕が疲れてテンションあがらなくて話に参加もしようとしなくて、彼女は一人で気を遣って頑張ってくれてた。

 今考えるとそれを理解できるんだけど、あの時はできてなかった。

 僕がぐだぐだしていたせいで帰るのも遅くなってしまい、彼女も気疲れしただろうし、昨日の疲れを引きずっていてしんどいのに更にしんどくなってしまっただろう。

 ごめんね。

 振り返って見ると何やってんだろうって思うようなことを、なぜその時に気付かないんだろう。

 実家にいて気が緩んで、彼女にも母にも甘えていたんだと思う。

 恥ずかしい。

 おわり。