かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

へろへろ

 今日も仕事でへとへとの僕。

 仕事終わりに上司がごはん行こう!と誘ってくれたので、数人で食事に行った。

 もっと早く帰宅できるつもりだったので大誤算だった。

 幸いだったのが、食事が終わった時間がちょうど彼女の仕事が終わる時間だったこと。

 今から僕が向かえば、彼女が帰るタイミングにぴったりじゃん!って思った。

 ものすごく疲れたし、帰りは予定よりだいぶ遅くなったけど、彼女に会う機会は失われずに済んだ。

 むしろ、定時終わりだったら会いに行かなかったかもしれない。すごく疲れたから寝たくて。

 だから彼女に会う機会ができたのはとってもよかった。

 今日はすごくたくさんのことを体験して、彼女に話したいこともたくさんあった。聞いてもらいたかった。

 ただ、僕は自分のことを話すのが苦手。話もめちゃくちゃ下手。

 彼女を退屈させちゃうかなあって思ったけど、真剣に聞いてくれた。

 こういうことがあったんだよーって話をして、彼女がそれに意見をくれて。上司が何か言ってくれることよりも、同僚が言ってくれることよりも、彼女がなにか言ってくれることが嬉しい。

 僕のことを一番良く分かってくれてるし、一番考えてくれてる。きっと新しい仕事だから、心配もしてくれてると思う。こいつやっていけるのかなあって。誰よりも僕のことを分かってくれてるってことは、僕の不安も誰よりも分かってくれてるってことだからね。

 だからこそ、あんまり弱音を言いたくない。しんどい、やりたくない、つかれたって言わなくても、彼女は分かってくれてるはずだから。

 でも今日はたまらず、つかれたーって何度も言ってしまった。それでも彼女は静かに受け止めてくれた。ありがたい。

 無理やりねぎらうとか、ありきたりな励ましとか、彼女はしない。

 それが彼女の厳しさでありやさしさであると思う。

 我慢しようと思ってたけど、普通につかれたーって言っちゃったなあって思った。

 しばらく仕事大変だと思うけど、僕は彼女のために仕事をする。彼女を幸せにするという可能性のために、今とにかく頑張る。

 今ぐでんぐでんだけどね。

 びしっとした人間になりたい。