かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

すいみん

 彼女が調子悪い。

 体調もそうだけどメンタル面の調子が悪い感じがする。

 最近寝付きが悪いんだそうな。

 眠れない状態に僕が付き合ってあげられればいいんだけど、起きていようと思っても寝ちゃう。

 寝かしてあげられれば一番いいんだけどね。

 全く役に立たない。

 昨日は眠れないのが辛くって、彼女が泣いてしまった。

 思ったように眠れなくて、苦しいんだと思う。

 辛そうな彼女を見ていると胸が苦しくなる。

 そんな風に思って、なんとかしてあげなきゃって思うけど襲ってくる眠気。

 本当に僕は役に立たない。

 僕が彼女よりも先に寝てしまうこと。

 朝、僕よりも早く起きて、お弁当の支度をしなきゃいけないこと。

 他の家事もやらなきゃいけないこと。

 これが彼女の大きな負担になってるんだろうなって思った。

 眠れずにいる時、翌日の仕事に支障をきたすんじゃないかって不安になる気持ちもよく分かる。

 寝不足で失敗ばっかりしてしまったら、職場の人達に怒られたり嫌われたりしてしまうかもしれない。迷惑も掛けてしまう。

 そういうところまで彼女は考えているはずだ。

 それがまた負担になって、余計に眠れなくなる。

 悪循環に陥ってしまっている。

 眠れないかもしれないという考えが、眠りを妨げてしまっているのかもしれない。

 すんなり眠りに入れるような、心地よい眠りにつけるように、僕が協力してあげたいと思う。

 このままじゃ彼女が可哀想過ぎる。

 今彼女を助けてあげられるのは僕しかいないのだ。

 当たり前だけど、助けてあげたいと思ってるしね。

 安心して眠れるように。

 彼女がぐっすり眠れた!って言ってくれるように頑張るしかない。

 おわり。