かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

ひらたけ

 今日は仕事が遅くまで掛ることが事前に分かっていたので、彼女に晩ごはんを先に食べてねとお願いしておいた。

 それだったらってことで彼女は実家へご飯を食べに行った。

 きっとご両親は喜んだと思う。

 なんだかんだ、我が子が家にご飯を食べに来てくれるのは嬉しいものなんだなあって最近よく実感している。

 うちの両親がとっても喜んでるからね。

 毎回。

 僕が返ってくると、僕の分のご飯も貰ってきてくれたという。

 最高じゃないか。

 エビフライとパスタときのこの…あれはなんというんだろう。きのこの料理。

 それから彼女が霜降りひらたけを焼いてくれて、食べた。

 いやあ、美味しかった。

 フライとかなかなか食べないし、きのこの料理も美味しかった。

 パスタも美味しかった。

 ペペロンチーノの辛さが良い。

 彼女が焼いてくれたひらたけも初めて食べたけど、美味しかった。

 他のきのこたちに比べれば結構高級で、気軽にほいほい買えないけど、また食べても良いと思える一品だった。

 美味である。

 もしかしたら彼女が焼いてくれたから美味しかったのかもしれない。

 彼女は料理センスがあると思う。

 ぱぱっと作っても美味しく作れるのは料理センスがあるからだ。

 レシピがなくても感覚で作れちゃうというような。

 センスがない人はレシピ通りに作っても、なんだか微妙な仕上がりになるんだと思う。

 彼女がセンスのある人でよかった。

 簡単なもので済ませればいいや~と思ってたのに、豪華なご飯を食べることができた。

 彼女にも、彼女のご両親にも感謝している。

 疲れて帰ってきて、彼女に優しく労ってもらえて、そのまま美味しいご飯も食べられて。

 幸せ。

 今日も一日ありがとう。

 おわり。