かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

きゅうりのしおもみ

 今日は早起きしてお弁当を作った。

 昨日のうちに準備しておいたおかずを詰め込み、ソーセージも焼いて入れた。

 目標作業時間30分。

 大体目標通りに作り上げられた。

 でもさ、朝から起きてやるのってしんどいね。

 大変というか、しんどい。

 やる内容としては簡単だし、時間もそんなに掛からない。

 でも、早起きするということがしんどい。

 早起きをしなければいけないということもしんどい。

 分かってはいたけど、毎日これをやるのは相当な負担だ。

 自分が休みの日ならまだいいけど、仕事となると憂鬱度が数倍に跳ね上がる。

 お弁当を作るので手一杯で、朝食なんて考えられたもんじゃない。

 ご飯だけ用意して、彼女にあとは適当にやってくれとお願いしてしまった。

 僕が犯した罪の償いとして、明日もお弁当を作る。

 今日はなんとか頑張れた。

 明日もなんとか頑張りたい。

 それから今日は、帰ってきてから油そばを作った。

 調子に乗って買っておいた麺の期限が今日までだったから。

 晩ごはんは彼女が作ってくれるつもりだったのに、期限間近の麺があるせいで楽ができなかった。

 仕方ない。

 新しい味に挑戦したら、味が濃すぎた。

 失敗とまではいかないけれど、次回の反省点として記憶しておこう。

 ちょいちょい料理のレパートリーが増え、普段のちょっとした料理にも一工夫できるようになってきた。

 今日、きのことベーコンを炒めたんだけど、醤油で風味をつけようって思った時に、ダイレクトに醤油だと濃くなりそうって思ってついでにお酒も入れてみた。

 なんか料理できる人っぽくない?

 味を薄めるためにお酒というのはなんか素人っぽいけど。

 におい飛ばすとかじゃないのよ。

 味の調節。

 水分が多いことで、味がうまく行き渡った感じがした。

 気のせいかもしれない。

 なんとなく中華だし入れてみようとか、みりん入れてみようとか。

 僕の料理は少しずつ、料理知っている感が出てきている。

 上手に使えてはいないと思うけど。

 僕に足りないのは、素材を有効的に使うスキル。

 彼女はその辺優れていて、冷蔵庫に入っているものをまんべんなく使える。

 僕はどうしても偏る。

 意識はしているんだけど上手に使えない。

 彼女は残っている野菜とか、期限が近そうな食材をうまく消費していってる。

 上手だなあって思う。

 なかなか彼女のようにうまくできない。

 色々彼女に教えてもらいながら、ちょっとずつマスターしていければいいかな。

 がんばるぞい。

 おわり。