かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

お料理センス

 センスの話。

 過去のブログを見返せば、彼女のセンスを僕は毎回褒め称えている。

 そんでもって今日も褒め称えたい。

 僕は彼女のセンスを信じている。

 どういうこと?って思う?

 彼女ならばセンスの良い結果を導き出してくれるって信じ切っているってことね。

 これを素敵に配置して、と何か飾り付けを渡せば、いい感じに作り上げてくれるだろう。

 素敵なイラスト入れといて、と紙を渡せば、いい感じの絵を描いてくれるだろう。

 服をコーディネートして、と頼めば、似合った服を組み合わせてくれるだろう。

 美味しいデザート作って、と頼めば、素敵な一品を作り上げてくれるだろう。

 期待しているというよりは、信じているっていう言葉がしっくりくる。

 あんまりこういうこと言うとプレッシャーになるかな。

 彼女のセンスの良さっていうのは、他の人の比にならないと思ってる。

 センスっていうのは、観察眼だったり、想像力だったり、色んな能力があって得られるものだと思う。

 良いものを見て、その良さを自分に取り込むためには、その良いもののポイントを掴むことが必要だ。

 例えば。

 彼女の周りの人で、お菓子作りを得意ぶってる人がいて、作ってきては振る舞ってるけど、あんまり美味しくないらしい。

 お料理学校に通っているらしいのだが、この出来である。

 同タイミングでクッキーを焼いていった彼女は、みんなから褒められまくったらしい。

 レシピはあるものの、誰かの助けを借りたわけでもない手作りのクッキーだ。

 僕は得意ぶってる方のお菓子を食べたことがないけど、なんとなく分かることがある。

 料理のセンスがなさそうってこと。

 レシピ通りに作っても、味に優劣ができることがある。

 美味しいはずのレシピで作っても、おいしくなくなることがある。

 それは結局、センスの問題だと思うのだ。

 お菓子作りでも、基礎的な技術の他に、感覚的に捉えるコツとかポイントっていうのがあるはずだ。

 言葉では説明できない、レシピにない重要な部分。

 そういうのをいかに的確に掴むことができるかっていうのが、上手さに繋がってるんじゃないかな。

 それを僕はセンスと表現した。器用さとも言い換えられるかもしれない。

 だからもし、同じレシピでお菓子作りをしたとしたら、彼女のほうが美味しいものを作れる、と僕は信じている。

 さっきも言ったように、彼女のセンスの良さは、そこらの人では勝てないレベルにあると思ってるからね。

 これは僕が自慢できる、彼女のすごいところだ。

 おわり。