かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

ずっきーに

 今日仕事から帰ってきたら、彼女がいなかった。

 そう、今日は彼女が高校時代のご友人たちとご飯に行く日だったのだ。

 誰もいない家。

 真っ暗で静かな家。

 僕は真っ先に彼女からの置き手紙を探した。

 何かメッセージを残してくれてないかなあ~って。

 おかえり~!とかさ。

 そしたらまず、僕のために作ってくれたおかずを見つけた。

 味噌汁くらいだったら作っとくよ~って言ってくれてたのだが、更に他のおかずまで用意してくれていた。

 最高である。

 しかもそこには彼女からのメッセージが添えられていた。

 思わず、うふふふ~って喜び、ニヤニヤ顔で部屋を一往復した。

 それからご飯を温めて、一人の夕食を頂いた。

 ごはんはとっても美味しかったんだけど、一人で食べるのはちょっと寂しかった。

 食事を終え、片付けをして少し休憩していると彼女から迎えの依頼が。

 急いで迎えに行って帰ってきた。

 仕事で疲れてたのもあって、ぐったり。

 彼女もつかれたみたい。

 休みだったとは言え、家事をやって僕の夕飯も用意してくれて、大変だったと思う。

 友人の集まりとは言えそれも疲れるだろうし。

 でも夕飯を用意してもらえて本当に嬉しかった。

 味噌汁とご飯でなんとかしようと思ってたからね!

 彼女の優しさと思いやりと、素敵な女性っぷりを感じた一日だった。

 ありがとう。

 おわり。