敵視
彼女のことを職場で敵視してそうな人がいるらしい。
勘違いかもしれないと言ってたけど、聞いた限りでは、なにかありそうな感じがする。
彼女とその人(以下ブリ子)とはほぼ接点がないらしい。
ただ、避けられているような感じがするし、こちらに対して敵意があるような雰囲気を醸し出しているようだ。
そのブリ子は、周囲からの評判が悪いわけではなく、むしろいい子だっていう評価が下されているみたい。その判断基準も人それぞれだからね。
話を聞いて、僕が思ったことと彼女が考えたことを総合すると、ブリ子は周りからちやほやされるのが好きなタイプ、自分が中心にいるのが好きなタイプ、とかそういう感じなのかなって思った。
赤い車に乗ってる人はだいたい自己主張が強く、目立ちたがり屋だろう。
年上の人が多い職場なので、そういう人たちに甘えるのがうまいっぽい。
可能性の一つとして、彼女が新しく職場にやってきて、周囲の人と仲良くやっているのが気に入らないのではないかということが挙げられる。
新人だけど、彼女は知り合いがいるし、それ以外の人とも既に良い関係を築けている。
これは彼女の才能というか能力である。
気に入られて仲良くなるのが非常にうまい。
ブリ子からしてみれば、今まで自分がいた可愛がられポジションに、別の人(彼女)が収まるのではないかという危惧を抱いたのかもしれない。
そうだとしたら、敵視していることに納得がいく。
あるいは、今まで少し年上の人たちとの交流ばかりだったのが、同年代っぽい彼女がやってきて、付き合い方が分からないという可能性も考えられる。
彼女という人にどう接すればいいのか距離を測りかねているという感じかな。
この場合だと敵意があるわけではなく、単純にどうしたらいいか分からないってことになる。
ただ僕はこっちの線は薄くて、やっぱり彼女のカリスマ性みたいなものがなんとなく感じられて、嫉妬してるという可能性のほうが高いように思える。
まあ、なんにせよ彼女に落ち度があるわけではなくて、あっちの都合ということだから、頭おかしい奴がいるなーくらいの感じで無視できれば一番いい。
そんなのに気を取られて、煩わされることがバカらしい。
敵視してるのかどうか、まだはっきりしない部分は大きいので、今後の展開がきになるところだ。
彼女の勘違いだったっていうのが一番平和的でいいけどね。
なんにせよ、気分の良い話ではないので、なにも問題が起こらないことを祈りつつ、できれば彼女にとって良いことがたくさん起こるように願っている。
また進展したら記事にします。
おわり。