ビデオカメラ

　ビデオカメラが欲しい。

　昨日彼女とビデオカメラの話をしたんだけど、凄く欲しくなっちゃった。

　調べてみると3万円以内で買えるようなものもあって、性能的には高いものには劣るものの、十分使えるようだ。でも決して安い買い物ではない。最近臨時収入があって、調子に乗っている僕。その勢いで買ってしまいそうになるのを必死にこらえた。もう少し慎重に調べてみてもいいんじゃないかなと思った。買うにしても買わないにしても。安さだけで選ばず、きちんと情報を収集してから買うものを決めたほうが賢いはず。

　なんで欲しいかっていうと、大体想像がつくとはおもうけど、彼女の姿をビデオに収めたいから。

　彼女と遊ぶ日に迎えに行く所から、帰る時までの一部始終を撮影してみたい。現実的な話、全部を収めようとしたら大変な容量を必要とするからできないよね。でも出かけた先で歩きながら彼女とか景色とかを撮ったら凄く楽しそうだ。ご飯を食べている彼女とか凄く可愛いから後で観返したときにニヤニヤすること間違いなし。あー考えただけでわくわくする。

　一方彼女はもしビデオカメラがあったら、よくバラエティ番組でやっている自宅紹介みたいな映像を撮りたいって言っていた。私の住んでいる家を紹介していきま～す！まずはリビング！みたいなやつ。本当にやるかどうかは別として、やったら楽しそうっていう話で盛り上がった。

　きっと彼女だったらそれをうまいこと面白く撮れそう。以前彼女の撮った動画を観たときに、カメラワークうめえ！って思ったことがあった。カメラの動かし方とか写す向きとか角度とか、うまく撮るためのセンスがあると思う。

　彼女のことが大好きな僕は、もし彼女がそんな映像を撮ってくれたら毎日のように観るだろう。映像の最初と最後にちゃんと自分の顔を見せてあいさつするところは外せない。

　そうだ、彼女の甥っ子が遊びに来ている時に貸してあげれば、長時間甥っ子の姿を撮影することができる！それを軽く編集してDVDにしたりして。彼女のご家族にもあげれば喜んでもらえるかもしれない。楽しそう。

　ついでに我が家のわんこも撮影できる。

　うーん、いいことばっかり。デメリットはお金が掛かるってことくらいで、メリットはいま書いたように楽しいことがたくさん。これは今すぐは無理にしても、買うべきかもしれない。検討しよう。

　自分が撮るよりも彼女が撮った映像を観るほうが楽しそうな気がしてきた。買ったら彼女に使い方を教えるところからだな。機械に嫌われている彼女が使えるように頑張れるか、機械がいうことを聞いてくれるのかちょっと心配。