かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

盲点

 彼女と会話していて目から鱗状態になったことがあったのでご紹介する。

 昨日、おいしいチョコレートを買った後の車内にて。

 彼女が僕にチョコを食べる?って勧めてくれたんだけど、昼食後だったこともあってやめとくーと断った。

 するとそれを聞いた彼女が、じゃあ全部食べちゃうよーって言った。

 僕はまあ彼女に買ってあげたものだし、彼女が食べちゃっても構わないなーと思っていいよーって言ったら、いいよーはおかしいでしょって笑われた。

 はて?なんで笑われたんだ?と思ったんだけど、彼女が、普通こういうときは半分こでしょって言うんだよって教えてくれた。なるほどである。確かに状況としては半分こするのが最もベターかもしれない。

 そしてもう一点。一つのボリュームが結構あるチョコが複数個入っているこのセットを一人で短い時間の間で食べ切っちゃうことをすんなり受け入れるのがおかしいと言われた。私に毒されているよと笑っていた。

 彼女は好きなものとか、ハマったものはとことん求めるタイプなので、このチョコも放っておけばぱくぱく食べてしまう可能性は高い。彼女が全て食べてしまうことに納得していても、すぐ食べ終わっちゃうことにはツッコミを入れなくちゃいけないでしょ!というご指摘。

 確かにー!ってなった。

 それを彼女本人からされるってのもなかなかおもしろい話だよね。

 言われてみれば確かにそれを一人で食べるのかーい!っていうツッコミを入れるべきだったなと思った。

 彼女と一緒にいていろんなことをして、彼女の癖とか嗜好とかいろんなことに慣れたことで、他の人が見たらどうしてそれ受け入れてるのって思うことや、おかしくない!?って思うようなことがあるのかもしれない、と思った。僕としてはそういうことがたくさんある方が嬉しい。

 僕と彼女の間で通じる、あるいは僕と彼女しか分からないことがたくさんあるということだから。

 少し視点を変えて、当たり前のようにしているこれって普通はやらないよなとか、普通これには気付かないよなとかいう点を見つけてみると楽しいかもしれない。またそれを記事にしてみよう。

 今思いつくのは、一定の条件下で発動する、落ち武者が憑いている遊びくらいで、どんなものか説明すると馬鹿っぽいので省く。

 こういうの彼女との絆を感じられる気がする。