かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

セクハラ変態野郎

 今日は彼女ももちろん関係するけど、メインは同僚(女性)の話をしたいと思う。

 彼女の名前はヘムレンさんにしよう。ちょっと長いけど仕方ない。今回の登場人物はヘムレンさんと、上司のチンピラという男。

 チンピラは事あるごとにヘムレンさんを食事に誘い、仕事終わりに二人で食事なんてことが多々あったようだ。僕や彼女も誘われはするんだけど、断り続けているので最近は殆ど誘われない。

 で、そのチンピラは前々からセクハラが酷いと噂の男で、確かこのブログにも書いたような気がするけど、彼女が標的にならないかと僕はすごく心配していたわけだ。とりあえず今のところ彼女が狙われている感じはないけど、直接仕事で関わる機会の多いヘムレンさんを標的にしたようだった。

 ヘムレンさんはノリが良いし、軽度のセクハラ発言なら流してくれるくらいの許容する力があるタイプの人だ。加えて、ヘムレンさんはチンピラの直属の部下だから逆らうことができない。そこにつけ込んだんじゃないかなと思う。

 彼女の場合、まずチンピラと関わろうとしないし、会話も最低限で済ませるからチンピラがぐいぐい来ても冷たく突き放すことができる。ヘムレンさんは立場上色々断れないし冷たくもできない状態なので、セクハラと同時にパワハラも受けているような感じになっている。

 車の中で二人きりになったときに触ってくるとかそういうレベルのセクハラを受けたらしく、それを聞いた彼女が何もしてあげられないとひどく心を痛めていた。僕もそれはさすがに看過できないことだと思うし、できることなら上の方に訴えたいくらいだ。

 彼女は今回の話で、元々持っていた嫌悪感にプラスで更なる嫌悪感を抱いたようで、それに関しては僕も全く同じ気持ち。

 ヘムレンさんは、自分がこんなことされた、こんなつらい思いをしたって訴えても周りの人が理解してくれないんじゃないかと思って言えなかったらしい。彼女もそういう風に考えることがあるし、今回の事はすごくヘムレンさんの気持ちが分かったんだと思う。

 そうなったら彼女はきっとヘムレンさんを助けてあげたいと思うし、話を聞いたり慰めたりっていうのも誰よりも心に寄り添ってあげることができると思うから、相談する相手として適任である。

 もうしばらくするとヘムレンさんはチンピラから開放されることが確定しているので、その点に関しては少しだけ良かったなというか安心できる部分ではあるんだけど、そうなってくるとやっぱり今度は彼女に標的を定めそうで嫌だ。それはもう本気で嫌だ。そうなる前に潰しておきたい。僕という存在が抑止力になればいいけど、なれるように頑張るけど、相手は頭のネジがぶっ飛んだイカレ野郎なので、不安でいっぱい。

 とりあえず今はヘムレンさんが可哀想でチンピラがクソ野郎だっていうのが僕と彼女の気持ち。彼女と相談してヘムレンさんを助けてあげたいなと思う。