かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

徹底討論。

 彼女の可愛さについて少し考えてみようと思う。こんな風に改めなくてもいつも彼女の可愛さについては考えを巡らせているのだけれど。

 僕が彼女を見て可愛いと思うのはなぜか。一体彼女の何が僕に可愛いという感情を起こさせているのか。今日はその辺について考えていきたいと思います。

 みなさんよろしくお願いします。

 まず、彼女を可愛いと思う理由として挙げられるのが、見た目。もう何度も何度も言っているように、彼女の見た目は僕のストライクゾーンど真ん中なのだ。すっぴんの時もお化粧した時も両方可愛い。目とかね、お肌の感じも好きだしね、唇も好きだしね。パーツが上手いこと僕が可愛いと思うように配置されているとでも言ったらいいのかな。食卓に僕の好きなものばかり並べられたら、最高の食事だ!ってなるでしょ。それとおんなじよ。

 そう、だから彼女の写真を見て、あぁ可愛いと感じるのはそれだ。彼女の容姿が僕に可愛いという気持ちを起こさせてくれている。幸せ。

 しかし、写真が彼女の可愛さをすべて表現しているかといえばそうではない。まあ当たり前だよね。写真は彼女の可愛さの一部分を切り取っただけに過ぎない。本当の彼女は写真の何倍も可愛い。

 ということは、彼女の可愛さは見た目と更に何か別の要素によって構成されているということになる。それは写真では伝わらないもの。例えば声。彼女の声はよく通るし聞き心地が良い。声と近いけど喋り方もそう。聴覚でも彼女の可愛さを感じているんだと思う。

 そして表情、動き。笑っている時の彼女はやっぱり可愛い。笑っている瞬間を写真に撮ったとしてもそれはある意味で別物になってしまう。笑い方、表情の動き、体の動き。それらすべてが可愛さを僕に伝えてくれる。

 動きってすごく重要。だから僕は彼女の姿を動画に収められたらなあと思う。前に一度、彼女に伝えずに動画を撮ったところ、それを知った彼女がすぐに消しなさいというので泣く泣く消したことがあった。消す瞬間、すごく残念そうな顔をしている僕を見て、彼女が消さなくても言いよって言いかけたんだけど、その時には既に消してしまっていた。その後後悔でぐおおおってなっている僕にまた今度撮らせてくれるって言っていた気がするから今度撮らせてもらおう。嫌がられそうだけど。

 口元に手を当てて考える仕草とか可愛いし、すねてるときの口元も可愛い。細かい仕草とか動きの癖とか、そういうものの全てに彼女の可愛さが詰まっている。

 外面だけでなく、内面の可愛さも写真では伝わらないものの一つだ。

 お菓子を買おうか悩む彼女とか、何かを買ってあげるよって言った時に喜ぶ彼女とか。僕が好きって言った仕草をまたやって見せてくれるのとか、そういう可愛さを持っている。可愛いものが好きな彼女が可愛い。しっかりしているのに甘えん坊なところも可愛い。すぐに不安になっちゃうのも可愛い。僕を褒めてくれて、それによって僕が調子に乗るとすぐに鼻を折りにくるのも可愛い。

 止まっていても動いていても、喋っていても黙っていても、近くにいても遠くにいても彼女は可愛い。

 彼女の可愛さをできるだけ側で、できるだけたくさん感じたい。

 さて僕は、彼女の姿を動画に収める許可を得るための作戦を練らなければいけない。