かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

きもちわるいぶろぐ

 ねえねえ、気持ち悪いブログ見つけたよ!見てみる?

 え?どれどれ?なんてタイトル?

 えーっとね、変なタイトルのやつ。なんだっけなー。あ、これこれ!かばのにおいってやつ!

 うわー!

 なんてことにならないよう、僕はひっそりと生きていきます。

 先日海に行った時に何枚か写真を撮ったので見返してみたら、全ての写真に彼女の後頭部か顔の上半分が写っていた。この写真だけだと僕がものすごく写真の下手な人みたい。一生懸命撮ろうとしたあまり自分の指写っちゃってるみたいな、そんなノリで彼女が写っちゃってる、みたいに見える。彼女はカメラに映り込んでくるのが好きで、僕はその状態で撮るのが好きで、利害が一致しているって感じ。良い風景を写真に収めたいという思いもあるけど、彼女と一緒にいるときに撮った写真なんだから彼女が写っていて欲しいという思いのほうが強いから、どんな形でも彼女が写っているのは嬉しい。後ろ姿だろうと見きれていようと、彼女という存在が感じられる写真が良いのだ。

 僕はどうやら彼女を撮ることにすごく喜びを感じるみたいだ。カメラを向けても嫌がられないと嬉しい。

 だいたい映り込もうとしてくる彼女は楽しそうだから、その姿を見るだけでもなんだか楽しい気分になって、更にそこで彼女を収めた写真が撮れるのだから最高である。カメラに入り込んでくる彼女すごく可愛いんだから。

 そういえば可愛い繋がりで、今日帰りにコンビニに寄って、特に理由もなく好きなもの何か買ってあげるよーって言った。買うものを決めた時に嬉しそうに笑ってくれたんだけど、その時に彼女がこの顔が好きなんでしょ?みたいなことを言ってきた。もう何度もその嬉しそうな顔が好きだって言っているから彼女もよく分かっている。

 その笑顔が、たとえ僕に可愛いと思われようとして意図的に演出している可愛さだったとしても可愛いと思う。僕に可愛いと思われたいなんて、なんて可愛らしいんだって話。そうじゃないとしたら意図せずその可愛さを出しているってことでそれもまた可愛い。どちらに転んでも僕は得しかしない。

 だから僕は彼女にそう言われた時に、そうそうその顔がすごく可愛くて大好きなんだよーって思った。思っただけじゃなくて言ったと思う。

 何かを買ってあげるよーって言われた時と、買うものを決めた時の嬉しそうな顔は本当に可愛い。ほっぺぷにぷにして、よしよしーってして頭わしゃわしゃーってしたくなる。しないよ。

 今日はその顔が見れて、一日の労がねぎらわれた気がした。幸せである。