かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

だいこんな

 今日は仕事じゃないところで疲れた。

 もうね。

 車の保険のうんぬんなんだけど、ここに詳細を書く気力が湧かないくらいにしんどい。

 もう考えたくないレベルのやつ。

 色々あって思うけど、僕と彼女の最終的な考え方が一致することってすごく大事だなと思う。

 何か問題に直面した時に、考え方が違ったら仲違いしてしまう。

 問題の解決どころじゃなくなっちゃうよね。

 同じ方向に着地するように解決案を練れば、うまく進む。

 例えば、どこかのお店で店員さんがミスをしてしまって不利益があったという時に、どこまで文句を言ってどこまでで許すかというような基準が存在する。

 謝ってもらえればそれで良しとするのか、不利益を補填してくれるような何かをしてもらえて良しとするのか、そういうような基準。

 とことんミスした相手を追い詰めたい人もいると思うけど、僕はそこまでしたくない。

 彼女も、相手に悪気があってのミスではなく反省しているのならば、と許してあげる人だ。

 そこら辺の基準が一致しているので、問題への対処がうまくできる。

 僕と彼女とで意見が割れて、新たな問題が浮上してくるということがない。

 これはすごく良いことだな~って思う。

 それはそうと、彼女は僕の手を噛んでくる。

 さっきもすごい勢いであぐあぐされた。

 彼女いわく、噛む場所によって心地よさが違って、良いところに入ると最高らしい。

 あぐあぐしてくる彼女はなんだか可愛いのでいいんだけど、指が痛い。

 なんていうのかな、スキンシップ的なやつじゃなくて、野性的な欲求と言うか。

 可愛いからいいんだけどね。

 時折彼女は動物的な一面を見せる。

 小動物的な可愛さと、犬のような無邪気さと、猫のような気まぐれさ。

 いろんな彼女がいて、みんな可愛い。

 楽しそうな彼女を見たくて、つい手を差し出してしまうのだった。

 おわり。