かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

責任の所在

 今日、彼女が仕事だったので、朝お弁当を作った。

 休みの日の朝は起きられるんだよねえ。

 彼女を送り出し、しばらくのんびりしていると、お出かけの時間になった。

 車屋さんに保険のことで話をしにいかなくちゃならなかったのだ。

 彼女の保険を、A社からB社に切り替えたかったのだけれど、うまくそれができておらず、ちょっと困ったことになっていた。

 当初、その話をされて、僕は自分の認識が甘かったんだなと思った。

 ちゃんと手続きができてなかったって感じだったから。

 やったつもりではいたんだけど。

 で、車屋さんに行って、書類を作り直してもらって云々やってた。

 その中で話をしていると、新事実が見えてきた。

 どうやらA社に切り替えの意向を伝えていたにも関わらず、手続きがされていなかったのならA者の過失であるため、この場合僕らに責任はなくなるというのだ。

 その為、現在切り替えができずに止まってしまっている現状をすんなり解決できる可能性が出てきたらしい。

 知らんかったけど、この手続が滞っている状態から再度手続きという形になると、手数料がまた一万円近くかかっちゃうんだと。

 そりゃあ困る。

 彼女がきちんと切り替えたいとA社に伝えてあることは知っていたから、意向を伝えてあるのは間違いない。

 車屋さんがA社に連絡してやり取りをして、そしたらA社から彼女のところに電話が行き、その後また車屋さんに電話が行き、とバタバタなった。その後、最終的に僕がA社から電話を受けて話をすることになった。

 ここまでのやり取りで一人蚊帳の外だった僕。

 やっと出番なのでシミュレーションは完璧。

 向こうが、こちらは悪くない的なことを言ってくるのは想定済みだったので、盤石の体制で受け答えができた。

 というか、こんな状態になってるんだから、悪いのはどちらかとか、こういう話になってると思ってましたなんてことを今更言ってもどうにもならんのだから、おとなしく手続きしろやって感じだ。

 僕もお客様と契約を交わす仕事をしているから、余計にそう思う。

 仮に自分が正当な対応をしていて、客のミスだったとしても、困ってるんだからそれをなんとかしてあげようって思うのが普通じゃないの。

 ましてや今回はA社の担当の人が思い込みで間違った手続きをしたか、手続自体を忘れてたかしてるのはほぼ間違いない。

 ぐだぐだ言わずに修正しろって話だよ。

 今日の一件だけで、彼女に迷惑がかかって嫌な思いもさせて、車屋さんにも儲けにもならない面倒な仕事をやってもらって、僕だって半日潰れるくらいの面倒な手間を掛けさせられて、どう責任取ってくれるんじゃいって感じだ。

 月曜にこちらの要求が通るか確認して連絡くれるということだ。

 仮に上の人に突っぱねられたとかで、こちらの要求を飲めないと言われても、僕は断固として譲る気はない。

 どこにだって電話して交渉してやるわ!っていう気持ちでいる。

 午後髪を切りに行ったり、彼女が仕事終わってから買い物に行ったりしたけど、今日のこの出来事が大きすぎて、これを書いたら満足した。

 あ、買ってきたお肉の塊を焼いたやつはめちゃくちゃうまかった。

 あれは素晴らしい。

 またやりたいなあ。

 おわり。