かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

とくせいすーぷ

 早朝に体調が悪くて目が覚めた。

 喉がめっちゃ痛い。

 寝ていられなかったので、一回トイレに起きて、熱を計ってみようとしてたら彼女にどうしたの?と聞かれた。

 起こさないようにとは思っていながらも、起こしてしまうかもなという思いはあって、もぞもぞやってたらやっぱり起こしてしまった。

 申し訳なく思いながら熱を計ってみると、平熱なのね。

 こんなにしんどいのに熱はないのかよと、がっかりしたような安心したような気持ちになる。

 不思議なのが、熱がないことがわかるとちょっと体調が改善することね。

 病は気からとはまさにこのこと。

 彼女も体調が悪いってことで熱を計ってみたけど同様にないのよね。

 熱が出ないのに、こんなに風邪っぽい症状がでるのはめずらしい。

 彼女も仕事だと言うのに、早朝に起こしてしまって非常に申し訳なかった。

 朝、ぼーっとなりながら起きて、改めて熱を計ってみるものの問題はなく。

 渋々仕事へと向かった。

 彼女が気を利かせて用意してくれていたお湯入り水筒を持って出るのを忘れるという大失態を犯してしまい、大変後悔した。

 仕事中は薬飲みまくって、なんとか一日乗り切った。

 彼女が持たせてくれた薬がなかったら死んでたかもしれない。

 帰ってきて、もう家に風邪薬がなくなっていたので、彼女と一緒に買いに行った。

 常備薬を買うための特別補正予算を組み、じゃんじゃん買ったら予算をきっちり使い切ってしまった。

 お金足りないかと焦ったよね。

 調子に乗るとあぶない。

 彼女が欲しがっていた、鼻うがい用のお薬は見つからず。

 またどこかで探さないと。

 家に帰ってきてからご飯タイム。

 彼女が生姜の入ったスープを作ってくれてあって、とってもおいしかった。

 やっぱり体調悪い時は生姜だよね。

 体温まるし。

 ありがたやー。

 まだ体調悪いけど、彼女の優しさのおかげで、しんどくなりすぎずにやれてる。

 とりあえず熱はないので、早めにといってもこんな時間なのだけれど、ゆっくり休めば治ると信じて寝ようと思う。

 おわり。