かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

はくさいだしに

 今日はみずまんじゅうくん御一行様がお帰りの日。

 午前中に会いに行かないと、帰っちゃうってなわけで、重たい身体をひきずって起きた。

 昨日の疲れがあとを引いている。

 朝ごはんを済ませ、支度をして、彼女の実家へ向かった。

 みずまんじゅうくんが出迎えてくれて、そのあとすぐおはぎちゃんとの追いかけっこに参加させられた。

 みんなげんき。

 彼女と僕は疲れが溜まってる。

 この時期の花粉にやられて彼女は体調不良。

 僕も彼女ほどじゃないけど、お鼻がずびずび。

 お昼ごはんをごちそうになれることになったので、テレビ観ながら食事を待ってた。

 みずまんじゅうくんもおはぎちゃんも、テレビ観てるとおとなしい。

 みずまんじゅうくんは眠くなっちゃたみたいで、彼女に甘えて抱っこしてもらってた。

 今日でお別れなのが分かってたからか、いつもより甘えん坊さんだった。

 お昼ごはんはおじさんと一緒に食べたいって言ってくれたので、みずまんじゅうくんと隣で食べた。

 ひじきとおまめを食べさせてあげた。

 結構一緒に食事したけど、食べさせてあげたのは今回が初めてだと思う。

 感慨深い。

 彼女はおもちちゃんの面倒も見て、みずまんじゅうくんも構ってあげて、おはぎちゃんも構って、とマルチな活躍をしてた。

 今日も調子あんまりよくないのに頑張ってた。

 ご飯を済ませ、おとなしくなってた二人に別れを告げ、実家を後にした。

 帰りがてら買い物をして、食料やら諸々を調達。

 一旦家に帰ってきて、なにしたっけな。

 買ったものを冷蔵庫に詰めて、あとスポンジボブを観た。

 最近スポンジボブブーム来てる。

 クレイジーさが良いよね。

 しばしの休憩を挟み、僕の実家へと向かった。

 色々貰うものがあるから、毎週日曜日に行くことはほぼ確定している。

 母は毎週日曜日を楽しみにしていることだろう。

 お菓子をいっぱい用意してくれてあって、二人してぱくぱく食べた。

 僕は買ってきてあげたおもちゃでもなかと30分以上遊んであげた。

 彼女が買ってあげようって言わなきゃ買うことはないので、もなかはもっと彼女に感謝しなくちゃいけない。

 実家から帰る途中で、旅行用の服を探しにお店に立ち寄った。

 でもいいものがなくって、残念。

 僕の服はいいんだけど、彼女の服が無いと困っちゃうからね。また探しにいこう。

 家に帰ってきて、彼女がぐったりしているので、僕も横でごろんごろんしてた。

 危うく寝ちゃうところだった。

 布団に包まって、薄暗い部屋にいると寝るよね。

 お腹がすいたので、白菜をだしで煮込むだけのお手軽料理を作り、あとはそこら辺にあるものを用意して晩ごはんとした。

 温かいご飯で彼女も少し元気が出たみたいでよかった。

 白菜のだし煮は超お手軽でおいしいので、また作りたい。

 二日間、たっぷりみずまんじゅうくんたちと遊べて楽しかった。

 僕らが帰る時に、みずまんじゅうくんがいつもなら「まだちょっとしか遊んでない」っていうのに今日は「たくさん遊んだ」って言ってくれた。

 たくさん遊んでくれてありがとうって意味だったんだろうなと解釈して、ほっこりした気持ちになった。

 明日からまた仕事だ。

 そしてみずまんじゅうくんたちもいない。

 ちょっと寂しいね。

 おわり。