かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

にこみらーめん

 僕は頭の良い人が好きだ。

 頭の回転が早かったり、ユーモアに溢れていたり、誰にもできないような発想ができたり。あるいは難しいことをさらっとやってのけたり。

 そういう、人よりも優れている、と感じる要素が好きなのだ。

 彼女は頭の回転が早い。

 物事を考える時に、同時並行的に幾つもの事柄や可能性を考えて検証している。

 しかもその思考に固執することなく、それを考えている自分を客観視することができるのだ。

 賢いでしょ。

 加えてユーモアもある。

 面白いことを言ったりやったり。

 他の人にはないようなセンスを感じることをたくさんやってくれる。

 更に、いろんな事を器用にこなす。

 それなのに、だめなことは徹底的にだめっていう可愛いところがあるのも高得点。

 ドラマ観てたら、余計なことに首突っ込んできたり、言わなくて良いことを言ったり、そういう言動をする人が苦手なことが分かった。

 イライラしちゃう。

 結局それって、周りの事が見えてなかったり、自分の行動を省みる能力がなかったりすることで起こる。

 乱暴な理論で行けば、イコール馬鹿ってことだ。

 彼女といて、そういう意味のストレスって感じない。

 必要な時に必要なことを選択して実行できる賢さを持っている。

 僕にはそういうことができない。

 いつも僕の一枚上を行ってる気がする。

 彼女のアドバイスにはきっちり耳を傾けること。

 それは僕自信へのメッセージでもあるし、彼女にアドバイスを求めても全く生かさないスカポンタンへのメッセージでもある。

 彼女の労力を無駄にしちゃいけない。

 彼女は人の愚かさを理解しながらも、それに付き合ってあげている感すらある。

 相当慈悲深い。

 頭の良い人は悪い人の尻拭いをする立場にまわりやすい。

 貧乏くじひくことも多いはず。

 僕はそんな彼女を愛おしく思う。

 だって心が優しくて、思いやりがあって、根気強くなければできないことだから。

 素敵だよね。

 おわり。