かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

ぽもどーろ

 今日はおじいちゃんの四十九日。

 もちろん事前に分かっていたため、心の準備はばっちりできていた。

 朝早く起きて、支度をし、出発。

 今日もみずまんじゅうくんとおはぎちゃんは元気だった。

 お経をあげてもらってるときとか、お墓に行ったときとか、動き回る二人が気になったけど、あんまり出しゃばらないようにしよう~って思ってたから、見守るにとどめた。

 でも二人とも可愛いから構いたくなるし、誰か一人では面倒を見きれないし、結局面倒見てあげることになったけどね。

 僕が動くよりも、やっぱり彼女が頃合いをうまく読んで動いてた。

 みずまんじゅうくんは若い女の子が好きなので、女子高生に構ってもらってた。

 おはぎちゃんは僕と彼女とで面倒見てた。

 おまんじゅうあげたり、おせんべいについてた海苔を細かくちぎって食べさせてあげたり。

 だいぶ構い方は分かってきた。

 みんなでご飯食べてるときも、僕の隣におはぎちゃんがいて一緒に食べてた。

 でもやっぱり環境の違いのせいか、食べることに集中できず。

 お店の人たちの手際の悪さで、いただきますしてから食べられるものが全然出てこなくって飽きちゃってた。

 彼女のお母さんが二人を連れて帰り、僕と彼女は再びおじいちゃんの家へ行って、親戚の方々とお話してきた。

 おばあちゃんとおじいちゃんの馴れ初めとか、おじいちゃんが大人気でアイドルみたいだった話とか聞けて楽しかった。

 僕もだいぶ親戚として受け入れてもらえてきた感があって嬉しい。

 くたくたになったけど、最後のお話が楽しかったのでよかった。

 家に帰ってきて一旦休憩して、それからお買い物に出かけた。

 彼女が靴とか鞄とかみたいって言ってたのに、僕が寝る時用のTシャツを買い、それから雑貨屋さんへ行って僕のお弁当用のケチャップ入れを買った。

 僕の買い物ばっかり。

 それから食材やら雑貨品やらを買いにドラッグストアへ行って、帰ってきた。

 色々見て回れて、楽しかった。

 家に帰ってきてご飯食べて、お風呂入ってってしたらだいぶスッキリした。

 明日は彼女と少し遠出してお買い物に行く予定。

 彼女がとっても楽しみにしてくれているので、いいお出かけにできるようにしたい。

 おわり。