かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

ぎゅうかれー

 たまにくる、僕の鬱期。

 今日は悪いことばっかり起きて、朝の占いで最下位だったんじゃないかなと思う。

 何も良いことがない一日でしょうってな感じだ。

 順調に事が運んでいる時は、あんまり鬱々とした気分にはならないんだけど、久々に来た。

 先のことを考えるのが苦手な僕。

 上司に今後の計画について言われ、目標達成のために頑張らなきゃいかん的なことを言われ、げんなりした。

 達成する見込みのない目標を、しかも一ヶ月単位で言われると、全然想像がつかない。

 達成させるために頑張ろうっていう気も全く起きない。

 ただただやる気を失うだけだ。

 普段嫌な気分になったときとか、鬱々とした気分になったときとか、自分の感情を分析する試みはしたことがなかった。

 ただ、嫌な気分だなあとか、憂鬱~って思ってるだけで。

 でも彼女の影響で、ちょっと考えてみようかなって思った。

 自分のことを分析することで、自分がこんな気持ちになっている理由を知ることができるんじゃないかなと思ったのだ。

 彼女はよく自分の感情を分析している。

 自分を客観的に見て、冷静に判断ができる。

 真似してみたくなった。 

 分析したところによると、僕には目標とか期限というものが非常にストレスになることが分かった。

 僕にとって目標や期限は必ず守らないといけないもの。

 いや、それは当たり前で、そう考えるのが正しいんだけど、気楽に構えられないというか。

 人よりもそれをプレッシャーに感じやすいんじゃないかなと思うのだ。

 実際その目標や期限を守らなくたって死ぬわけじゃないんだけど、でもそれに近いくらいのプレッシャーを感じる。

 ものすごくストレス。

 そんなの社会人だから当たり前じゃんって思うだろう。

 僕もそう思う。

 自己評価では、プレッシャーが掛かるとやる気がでるタイプじゃない。

 プレッシャーが掛かれば掛るほどやる気がなくなっちゃうタイプ。

 例えば10点満点中8以上を目指してって言われれば、それに達するように頑張ろうって思える。

 でも、8点以上は必ず取るようにって言われるとめちゃくちゃプレッシャーを感じてやる気が失せる。

 結局目標とする数字は同じなんだけど、方針としてガチガチに固められると頑張れなくなっちゃうのだ。

 やる気が乗っても乗らなくても、僕がやることに変わりはないのだから、自由にゆとりある心で頑張らせてもらえたほうがだいぶ良い。

 プレッシャーを掛けて追い込まないと頑張らないとか、目標を明確に打ち出してそれに向かって努力させると成功するとか、くそ食らえだね。

 目の前にあることをコツコツこなしていくしかないと僕は思う。

 努力の仕方は人それぞれ。

 結果が出ないのは努力が足りないという考え方は正しいと思う。

 僕には、これくらいの数字を目指して頑張ってねっていうくらいの優しい目標を打ち出して貰えると、やる気が削がれなくて良いと思う。

 そこをクリアできるように頑張ることには変わりないんだから。

 僕にはプレッシャーを掛けちゃいけない。

 ストレスを感じてパフォーマンスが低下する。

 僕の嫌な気持ちの正体は、これだ。

 プレッシャーだ。

 なんとなくスッキリした。

 プレッシャーはなくなってないから実質なにも解決していないんだけど、スッキリはした。

 彼女の真似をしてやってみたけど、おそらく彼女に比べるとかなり浅いところでの考察だったと思う。

 今日もつかれた。

 明日も仕事だ。

 頑張ろう。

 あ、そうそう。今日帰ってきたら彼女がカレーを作ってくれてた。

 実はカレーを楽しみにしてた。

 嬉しくなって最初にごはんを盛りすぎたせいで、全然おかわりできずに終わってしまったけど、美味しく食べることができた。

 カレーはいいよね。

 明日が休みだったら朝から残りのカレー食べたいのに。

 パンにつけてたべたい。

 むはー。

 おわり。