かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

強化週間

 彼女と暮らすことについて考える週間。

 この話題ばっかりだけど、最近このことばっかり考えているから仕方ない。

 彼女はずっと、家事やらないよ!って言ってた。

 これは文字通りやらないという意味ではなく、必要最低限のことはするけれど、張り切ってやらないよという意味と捉えている。

 彼女がやってくれるからいいや的な、思考をしてもらっては困るということだ。

 もし彼女が、家事はやるよ!任せて!というようなことを言ったら、僕がやろうという気持ちをあまり持たなかったかもしれない。

 実際のところ、僕は家事をやる気はある。

 ただし、一人暮らしをした経験がないから、お手伝いレベルの家事しかやったことがない。

 その点彼女はお手伝いレベルの家事から、一人暮らしレベルの家事までやったことがある。

 経験値は圧倒的に僕よりあるわけだ。

 だから、できないことはない。

 やるか、やらないかだけである。

 僕の場合、できないという可能性がある。

 やり方が分からないとか、間違った認識でいるとか、ありえる。

 だから僕は積極的に取り組まなければいけないと思っている。

 彼女と僕の家事レベルが同等になってやっと、均等な作業分配ができるんじゃないかと思う。

 今は僕が色々やって覚えなきゃいけないことがたくさんある。

 彼女に任せきりで、彼女がいなかったらできないなんてことにならないように。

 基本的には彼女がやるという仕事があったとしても、僕が代わりにやれたり、手伝えたりする必要は絶対にある。

 やろうと思えばできるだろうって構えているけれど、実際やってみたら相当大変なんだと思う。家事ってきっとたいへんだ。

 彼女はなんでもそつなくこなせる。

 家事も、全般的に問題なくできるはずだ。

 普通にしてたら彼女の負担が増えていくだろう。

 仕事でもそうだけど、できる人の負担ってどんどん増えていくじゃん。

 一緒に暮らすとなったら、疲れてるとか言い訳にしないで、率先して色々やらなきゃなあ。

 ずっと前に、僕と彼女が揃えばできないことは何もないんじゃないかなあって考えていたことがあった。

 お互いの弱点は結構補い合っているし、常識にとらわれて視野を狭くしてしまうこともないし、僕らには無限の可能性が広がっている、と。

 だからきっと、二人での生活もうまくやれる。

 変に期待をしているようなことを言うとプレッシャーになってしまうかもしれないけど、僕は彼女だったら二人の生活がきちんと回るようにしてくれると信頼している。

 任せきりになったり頼りすぎたりしないようにして、一緒に頑張っていきたい。

 おわり。